出版社内容情報
本書では、利用者との信頼関係づくりの「聴く」技術はもちろんのこと、利用者の家族、医師、看護師、同僚と協働して1つの目的を達成していくための技術として、「聴く」スキルの活かし方を解説していく。
内容説明
傾聴のスキルを身につければ誰でも利用者の真のニーズに寄り添うことができる!介護現場の様々なシーンで聴く技術が活かせる!介護現場の信頼関係を一瞬で築く基本!
目次
第1章 なぜ「傾聴の技術」がますます重要になるのか(これから「相談」「援助」のスキルがより重要になってくる理由;コミュニケーションが取れないのは信頼関係が築けないから ほか)
第2章 「聴く技術」が活かせる介護現場の13のシーン(あいさつは、やや高いトーンで、柔らかく声をかける;返事は、必ず「言葉」にして、ゆっくりと話す ほか)
第3章 「ケアの苦手克服」はコミュニケーションの見直しから始めよう(「食事介助」がうまくいく超絶スキルとは;重度や認知症の方の食事介助は「声かけ」と「喉元注視」がポイント ほか)
第4章 誰でも身につけられる「傾聴の極意」(なぜどんな職場でも「信頼関係」が欠かせないのか;誰からも「信頼される職員」が実践していること ほか)
第5章 増えるクレームを恐れず対処するルール作りと傾聴技術の活かし方(ケアの多様化時代突入で、介護現場はどう変わるのか;介護現場ではクレームと複雑な要望に振り回されるようになる!? ほか)
著者等紹介
中尾浩康[ナカオヒロヤス]
大阪生まれ。福祉施設経営コンサルタントとして、多くの特養ホームの業務改善に取り組んでいる。大阪市立大学経済学部中退。商社、スーパー、塾講師、精密機器メーカー管理職などを経たのち、阪神・淡路大震災、父親の死などを転機に介護分野に転身する。民間企業での財務とマネジメントの経験を生かし、数字と現場の分かる独自の施設経営分析と指導には定評がある。現在は、福祉サポート一滴舎を立ち上げ、施設経営のコンサルティングや講演などに積極的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。