50歳からの「死」の覚悟―残り30年を悔いなく生きるために

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784827210804
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ゼンマスターで臨済宗老師の著者が、ストレスに負けない心を育て、主体的かつ積極的に生きられるようになるためのホトケの教えを伝える。グーグルが研修に取り入れていることで有名になったマインドフルネス。そして、『嫌われる勇気』で有名になったアドラー心理学。じつは、このどちらも、原点は「禅」にあった! そんな禅(ホトケの教え)を理解し、実践することで、誰でも主体的かつ積極的に生きられるようになる。著者はかつて安倍総理に坐禅の指導をされたことで知られるほか、「ビートたけしのTVタックル」などテレビ出演も多い。

内容説明

MBAホールダーにして臨済宗老師の著者が、ビジネス一筋に奔走する仕事人たちに、「死にざま」を考えるヒントを贈る。後半の人生を悔いなく生きるために、いま考えておくこと。

目次

第1章 40代のうちに「老い」と「死」を学んでおく(道端にいた老人の中に自分の運命を見た若き釈迦;老いと死は突然やってくる ほか)
第2章 「死ぬ」ということを理解しておく(古代日本人が考えた死後の世界とは?;神とホトケの力関係 ほか)
第3章 尊厳ある死への準備を整える(もしも永遠に生きられるとしたら…;死を否定することは、生をも否定することになる ほか)
第4章 最期を見苦しくしないために(禅の言葉に死生観を学ぶ;自我への執着を捨てれば生死の苦しみから逃れられる ほか)
第5章 偉人たちへのレクイエム(エジソン―発明王が死の直前に見たものとは?;幸田露伴―「じゃあおれはもう死んじゃうよ」 ほか)

著者等紹介

井上暉堂[イノウエキドウ]
ゼンマスター。臨済宗老師。1957年、神奈川県横浜市生まれ。慶應大学卒。中学3年のとき交通事故に遭い、死の境をさまようが奇跡的に助かる。高校1年のときに休学し、京都の建仁寺(臨済宗建仁寺派の大本山)の専門道場で修行を行う。大学時代にプロボクサー、代議士秘書を経験。1984年、大手新聞社に入社。その後、記者、編集者、広告営業を経て、アメリカでロッキー青木氏の秘書としてビジネスをサポートする。日本に戻り、会社経営に従事する傍ら、1998年にMBAを取得。2002年、10代から足を踏み入れた禅道を極めるため、8人の禅の師匠に師事歴参、辛苦を嘗め尽くす。結果、臨済会会長の小池心叟老師から法號「暉堂」を拝命(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ハル

2
例えば植物。花咲き、実り、枯れる。それでも地に根を張り立ち続ける。やがて出る新芽。その死は何処か。先日報じられた樹齢三千年の屋久杉。台風で真っ二つに折れたそれは生きているのか死んだのか。明確な線引きのない世界。私にはそう見える。死は存在しない。それは観念だ。肉体は滅ぶがヒトも植物も同じ、大きな生命の営みの中にある。絶対的な生とは途切れぬ営み。視点の置き方で死の感触は変わる。怖れずとも良い。死ぬまでは生きて在る。その時まで積極的に前進あるのみ。その為に読書に必要な能力は最後まで手放さない。それが死への目標。2024/09/05

Takuya Nishida

0
表紙からすると終活的な内容がと思いきや心の準備のお話 著者の略歴からすると宗教をかじっている方の様ですがあちらこちらから無節操に引用してきたコピペでまとめた論文的な感じ?正直、何の参考にもならなかった。2022/05/28

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