出版社内容情報
いま看護現場に求められているのは、看護計画に沿って、ナースをいかに育てていくか、という『教える技術』。新人ナースを育てるだけでなく、さらに上のレベルをめざす中堅看護師の育成も大きなテーマ。そこで有効な育成方法として注目されているのが『OJT』だ。OJTリーダーは何を教えたらいいのか、どう教えたらいいのか、どう進歩の度合をチェックしたらいいのかなど、OJTの質を高めるPDCAの手法を紹介。ナーシング、ケアリングの基本から、看護師として欠かせないソーシャルスキルの教え方、またOJTリーダーによって教え方・内容が違わないようにするための計画の立て方など、看護全体で推進するためのOJTマニュアルの作り方等も解説。ナースが代われば病院が変わるといわれるほど重要な仕事であるナースの教育をゼロから見直す本でもある。
内容説明
OJTはなんのためにするの?キホンは?進め方は?目標の立て方は?なぜ組織ぐるみで実践しないとOJTは効果があがらないの?「人をその気にさせる」動機づけのコツとは。ナースの育成にもPDCAサイクルが効果的。OJTリーダーに必要なマネジメントセオリー入門。失敗してもくじけない「折れない心」の作り方とナースの人間力の高め方。仕事の責任をきちっと果たす看護師の教え方・育て方!!
目次
第1章 そもそもなんのためにOJTをおこなうのか
第2章 OJTを看護師の成長にどうつなげていくか
第3章 なぜOJTは組織ぐるみで実践しないと効果があがらないのか
第4章 なぜOJTがコミュニケーションエラーを防ぐのか
第5章 OJTで教えなければならないものとはなにか
第6章 看護師の人間力を高めるためのOJTのテーマとはなにか
第7章 「やる気にさせる」OJTの進め方とはどうしたらいいのか
著者等紹介
葛田一雄[クズタカズオ]
神奈川県逗子市生まれ。(株)ケイツーマネジメント代表、学校法人三橋学園理事。数多くの企業、病院、介護施設等の職場風土改革の企画立案、コンプライアンス実施に携わる。明治大学、青森公立大学、横浜市立大学等で講師を務める。国立公衆衛生院管理保健師講師、看護協会認定看護管理者教育講師、病院協会コンプライアンス講座講師を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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