出版社内容情報
「あれ? 俺ってあんまり仕事デキないのかな?」言っておくが、まったくデキないわけではない。そりゃ、怒られることもあるしミスもするが、なんとか仕事はこなせている。でも、大きな成果を出したことはない。上司から期待されているとも思えない。そういえば、同期のアイツは最近大きなプロジェクトに呼ばれたらしいぞ…新人のころは多少仕事がデキなくたって、希望は持てるもの。ただ、時を経るにつれて、見えてきた等身大の自分。本書はそんな「いまひとつの自分」に気づき始めた若手ビジネスマンに向けて、一流企業の人事部でならした著者が、一生使える仕事の原理原則を説いた本です。
内容説明
「やりたい仕事」は、“もらう”のではなく“勝ち取る”。60点でもまずスタートする人が、100点に到達できる。上っ面の「人脈」を作る前に、社内で「信用」を構築する入社3年目までの教科書。最短で「デキる10%」になる41の原則。
目次
第1章 「常識」を打破するために「常識」に縛られる(「やりたいこと」「やれること」「やるべきこと」の範囲を広げる;「出世したくない」社員は可能性の芽を自ら摘んでいる ほか)
第2章 「自分の頭で考えて行動できる人」になるために(上司は先生でも親でもない;バトンを渡されたら受け取るしかない ほか)
第3章 能力以前に大切な仕事への「姿勢」(「失敗」を二度しても「ミス」は二度としない;今のやり方を疑える人だけがよりよい方法を見つける ほか)
第4章 なぜ、「仕事はコミュニケーション」といわれるのか(仕事は「優先」プライベートは「調整」;歯車の一つひとつが会社を動かしている ほか)
第5章 「できる人」への最短経路(「やりたい仕事がない」と「仕事をやりたくない」は違う;納期を決めないと優先順位はつけられない ほか)
著者等紹介
中尾ゆうすけ[ナカオユウスケ]
大阪府生まれ。コンピューター関連の技術・製造の現場から、一部上場企業の人事部門を経て、2003年より日本メンタルヘルス協会衛藤信之氏に師事し、公認カウンセラーとなる。執筆・講演活動など、幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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