内容説明
日本は「サッカー大国」になれるのか?王国開催という舞台での、1分2敗という現実。世界の頂点は「夢のまた夢」なのか―。新指揮官をよく知るスペイン人記者の協力を得つつ「アギーレ・ジャパン」の未来を占う。
目次
序章 ハビエル・アギーレの基本メソッド
第1章 ハビエル・アギーレの現役時代
第2章 ハビエル・アギーレの指揮官としての実績
第3章 ハビエル・アギーレ就任の是非を問う
第4章 アギーレで日本サッカーはどう変わるのか
第5章 「ブラジル後」の日本サッカーが進むべき道
著者等紹介
小澤一郎[オザワイチロウ]
1977年、京都府生まれ。早稲田大学卒業後、社会人経験を経て渡西。バレンシアで5年間活動し、2010年に帰国。日本とスペインで育成年代の指導経験を持ち、指導者目線の戦術・育成論やインタビューを得意とする。多数の媒体に執筆する傍ら、サッカー関連のイベントやラジオ、テレビ番組への出演も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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coolmonster
1
八百長疑惑で日本代表監督の座を追われたアギーレ監督に関して、解任前に発売された監督のこれまでの歩みと評価及び、日本代表の今後まで書き込んだ力作。著者がアギーレ監督に対し高い期待をしていた事がよく分かる。私も、日本代表でどのような采配を行っていくのか楽しみだっただけに、感慨深い一冊であった。2015/12/29
Mimuchi
1
代表監督解任されてしまったけど、そのやんちゃさがわかる本です。2015/04/17
しょうた
0
クラブでは、限られた選手、資金でそれぞれのクラブ独自の目標を達成してきたことによって、名声を高めきた監督がアギーレ ただ、常時優勝を争うようなチームで指揮した経験はない そのため日本代表の監督に就任したときは、微妙な人選だと思った。 しかし、昨今は代表監督よりも欧州のクラブで監督を勤める方に重きが置かれるようになっているため、その中からアギーレを監督に呼べたのはそんなに悪いことではなかったのかなと本書を読んでから感じた。 アギーレは激情家のイメージだったが、日本代表監督時代は割りと静かだったように感じる。2017/09/17
葉
0
不祥事で辞めてしまったが、最後数試合はチームワークと戦略が見えたと思う。CAオサスナ時代やアトレティコマドリードなどの時代から生い立ちなど監督の仕事を引き受けること、フェアプレーの精神、育成などについて簡単に書かれている。少し簡略的すぎかと思った。2015/04/18
Kazu
0
まだ多くの代表しか観ないにわかサッカーファンが現日本代表監督を知るには最適な本かもしれない。メキシコ代表とAマドリードの監督であったのは観たことはあっても、どのようなストロングポイントや傾向は知らなかったので今後の方針やチームを熟成させていく過程が楽しみになった。本書にも書かれているけれど、育成の重要さもわかる本です。2014/10/21
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