なぜ、ラーメン屋の8割が3年で消えるのか?―事例でわかるMBA式経営入門

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784827207651
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

内容説明

コトラーからレイ・クロック、数字管理まで、KKDに理論を乗せる。一見、単純なラーメン屋の経営だが、そこにはMBA的な視点で捉えると数えきれないほどの示唆に富んだストーリーがある。本書はラーメン屋以外にも様々な事例を取り上げて、経営理論を実践的に学んでいけるように構成した。

目次

第1章 戦略のないラーメン屋は1年でコケる―「経営の定石」を学び理論を実践に結びつけてこそ、お店は成功する!
第2章 お客様は誰ですか―マーケティングの究極の目的は、何もしなくても、売れる仕組みをつくること。
第3章 繁盛する仕掛けをつくれ―安くて、おいしくても、儲けが出なければ意味はない。複合的な、儲けの仕組み。
第4章 リピート客を囲い込め―「何も言わずに、二度と来ない…」。そんなお客を増やさないために。
第5章 儲かる店舗の数字管理―数字からわかること。最低限の基本知識。
第6章 多店舗化を成功させる―「システム化」と「人づくり」、「嗅覚の鋭さ」と「逃げ足の速さ」。チェーンのアイデンティティを保ちながら。

著者等紹介

鴨志田晃[カモシダアキラ]
横浜市立大学国際総合科学部教授。名古屋商科大学ビジネススクール客員教授、京都大学経営管理大学院特命教授を兼務。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。MBA。博士(工学)。電力会社、大手シンクタンク、外資系コンサルファームの統括パートナー、執行役員他を歴任。この間、大手企業や官公庁の戦略コンサルティングの他、中小企業の社外取締役としてアドバイザリーを務める。専門は、経営戦略論(サービス科学)。システム工学。近年は、製造業のサービス化やサービス業のサービスイノベーション研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

烟々羅

20
きちんと最後まで読んだ。そして全くラーメン屋の話ではなかった。ビジネス・スクールで使われることばをラーメン屋に置き換えるとどんな意味をもつかというカタログ。年末に書店でみたときに期待していたのはその先、架空のラーメン屋において収支の明細がこうだから経営改善としてはこんな手を打つ、といった応用だったのだが、用語の説明だけで一冊終わっていた。 とはいえ悪い本ではない。基礎の用語をしっかりと学ぶには良い本と言える。ビジネススクールの修士資格、つまり副題にあるMBA には最低三年の実務経験が要されるという。この本2013/01/22

烟々羅

12
じつは読んでない。これから読みたい本なのだがメモとして残したく記録。 具体的には、ラーメン屋ではないが客商売の店で、歳を経た師匠に安心して引退していただくにはどう提案したら良いかというヒントとして。 『雀荘』に成功した例なんてないから成功するためのノウハウなんて類似他業種から役立ちそうなアレコレを引いてくるしかないのよw2012/12/29

スプリント

6
経営戦略の基礎を脱サラしてラーメン屋を開業する親子のストーリーを元に学べます。タイトルはインパクト重視で内容とやや乖離していますが、主旨は理解できますし読みやすい本でした。2015/02/21

M_Study

4
広く浅い内容。理論は基礎を一通り押さえている。理論と実践を結び付けるという触れ込みだったが、ラーメン屋の話はほぼ架空で期待外れ。2014/06/01

メタボン

3
☆☆ ラーメン屋のストーリーが陳腐だった。あまりにもざっくりとしたMBA入門。2013/12/21

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