内容説明
会社はたった4つの要素で甦る。22年で6社を復活させた「伝説の社長」が実践する繁栄の黄金律。
目次
経営には身の丈にあった「繁栄の黄金律」がある―伸ばす社長は「経営の勘どころ」を押さえている
社長がやるべきこと(「成長戦略」の立案―いかにして「儲けの出る」事業に再構築するか;「組織の効率化」―「成長戦略」の受け皿としての「組織」を再構成する;「モチベーション」機能―組織を活性化させ、機能させるために「やる気」を引き出す;「コミュニケーション」機能―全ての要素は「社長と社員との親密度」で決まる)
4つの「経営戦略」を実践に移す―「繁栄の黄金律」に従えば簡単に実施できる
著者等紹介
山田修[ヤマダオサム]
1949年生まれ。(有)MBA経営代表取締役。学習院大学卒。37歳より外資4社、日本企業2社で社長を歴任、「企業再生経営者」と評された。実業引退後、経営者に戦略を立案してもらう「経営者ブートキャンプ」を主宰・指導。講演や、企業での部門戦略立案指導、部長研修なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tkokon
2
【ふむふむ】○伸ばす社長としては、たくさんのKPIをひねり出すよりも、決定的に延ばす・改善する要因となるKPI(最も重要なKPI)を考え抜く。○既存の顧客を満足させるには「不」のつく言葉を探せ。○星野リゾート星野社長の『任せられる組織構成法』現場の社員を10~20名のチームに分けて、リーダーは立候補制にした。●22年で6社の企業を立て直した「雇われ社長」の本。コミュニケーションを重視しているのは納得。2014/06/08
芸術家くーまん843
2
「「雇われ社長」のプロの仕事術?企業再生請負人が実証してきた?」山田 修、ぱる出版世の中には企業再生請負人という人がいますが、こうした人たちはどうした動きをするのでしょうか。カルロス・ゴーンがしたように、まず、何かを変えなくてはなりません。いわゆる戦略ですね。そのためには戦略チームを作ってもいいし、中小企業なら社長自らが戦略リーダーとなってもいいのです。・既存の顧客を満足させるには、私は、「不」のつく言葉を探せ!と言っています・・・ 不便 不満 不足 不都合 不安 不信 不可能 不良(品)(p2013/06/17
RyoShun
1
アブラショフ艦長:戦艦ペンフォルド号の艦長2016/09/30
清水勇
1
中小企業の社長が、会社の業績をしっかり上げる、即ち儲けるための本。著者は、外資含めた6社の経営を委嘱されて改善させた経験に基づき、通常の経営指南の本では得られない具体的なノウハウを伝授する。特に「繁栄の黄金律」の4要素:成長戦略、組織効率、モチベーション、コミュニケーションが結果を決める。著者の、世の中の経営指南書に多くの経営者が翻弄されてきたとの断言は納得させられた。あらゆる経営戦略の立案での課題は、「有効性の事前証明」ができないからこそ、頭の中の漠然とした「思索」を戦略にする為の具体論は素晴らしい。2013/07/14
ゆうじ
0
社内コミュニケーションの大切さを学びました。ベーシックなことですが、多くの会社で軽く扱われている課題ですね。最後の章は、前著「経営戦略メソッド」を読んでいる人には不要です。2012/03/30