内容説明
日本企業の強みである“技術力”が生かせる分野が医療機器だ。少ない“成長分野”と呼ばれているが、現状はどうなっているのか、新規参入する企業はどんな技術で勝負を挑んでいるのか。中小メーカーから大手まで、こぞって参入する隠れた巨大市場のしくみと問題点がすばやく理解できる一冊。
目次
第1章 進化する医療機器が医療を変える!(日本人の3大疾患の先端医療で注目される医療機器;急速に進化するCT、320列CTも ほか)
第2章 成長産業・医療機器で成功するカギは“技術”と“海外市場”(医療機器のお客さまは患者ではない;50~60万品目もある医療機器の大分類 ほか)
第3章 医療機器の成長にブレーキをかけるデバイスラグ問題が解決しない理由(承認までに時間がかかるデバイスラグの問題点;デバイスラグの根幹には慢性的な人員不足がある ほか)
第4章 高い技術を持つ大手企業が医療・介護機器に参入(アイデア、技術、生産能力があれば誰でも参入できる;国内・海外大手ベストテン比べ ほか)
第5章 圧倒的パワーで日本を席巻する外資系医療機器メーカー(外資系企業はなぜ日本で強い;巨大コングロマリットGE成長の鍵を握るGEヘルスケア ほか)