内容説明
患者目線で仕事をする看護師が魅力ある病院をつくる―このことは変わらないが、医療全体が大きく変化する中で、看護師には何が求められているのか?看護現場にはどんな問題点があるのかをわかりやすく解説。
目次
第1章 医師不足がもたらした医療崩壊
第2章 医療崩壊の現場から
第3章 看護師はなぜ「不足」するのか
第4章 看護師第一主義が必要になる理由
第5章 雇用形態の多様化と変わる看護の現場
第6章 広がる看護師の職務領域
第7章 医療現場を荒廃させたのは誰か?
第8章 医療訴訟の激増と看護師の立場
著者等紹介
梛野順三[ナギノジュンゾウ]
1954年愛知県生まれ。ノンフィクションライター。週刊誌、総合月刊誌を中心に取材と執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラムネ
1
最近、かつての同級生と親交を深めている。中には連絡は取れても、なかなか会えないメンバーがいる。聞けば夜勤があり、どうしても代われないという。彼女は看護師なのだ。ホスピタリティに溢れ優しい感じ、それが一般的な看護師のイメージかもしれない。学生時代の彼女のイメージは、どちらかと言うとタフさが売りの"強い"子だった。看護婦を取り巻くマクロな環境を記した本だ。それでも十分、大変な職場だとわかる。彼女じゃなければ、勤まらないかもしれない。時に休める職場になると、看護師にも医療にも患者にもいいのだと思う。2015/10/23
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