内容説明
こどもは「どこで、どうつまずくのか」「なぜ、つまずくのか」、そのとき親は「どのようにサポートすればよいか」、予備知識を持っているか否かが勝敗を分ける―それが中学受験の大きな特徴です。こどもが途中でつまずいたとき、親の適切な行動があれば、中学受験は断然有利になれるのです。それが、こどもの中学受験の合否を決定的にするのです。本書は、中学受験を決断したとき、来るべき危機にどう対処したらよいかを4つのステップ別に解決していきます。
目次
0 こどもの危機レベルを知る―親に求められる段階別危機管理力とは(本書の読み方;まずは自分の危機管理レベルを知ろう)
1 やる気を引き出す―こどもの重い腰を上げさせる秘技(ただ家と塾とを行き来するだけのこどもたち;なぜ強制しようとするのか ほか)
2 成功体験を味わせる―手探り状態から脱出させる秘技(結果だけをもってこようとするこどもたち;大きな成功よりまずは小さな成功体験 ほか)
3 葛藤を克服させる―自分で組み立てさせる秘技(自分のペースがつかめずあたふたするこどもたち;自分のペースがつかめずあたふたするこどもたちに対する基本的なスタンス ほか)
4 活力を吹き込む―気付きを与える秘技(自己完結するこどもたち;自己完結するこどもたちに対する基本的なスタンス ほか)
著者等紹介
山田正[ヤマダタダシ]
1968年5月8日生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、大手進学塾講師、中学受験専門個別指導塾運営責任者を経て、現在、国内最大規模の小中学生向け自立学習映像授業を制作・配信する株式会社建築資料研究社ニッケンアカデミーにおいて、講師育成トレーナーを務める。魂のこもった指導技術を元に、保護者・教師の相談を精力的にこなす。結果を生み出すわかりやすい方法論で多くの成功者を輩出し、絶大な支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。