目次
1 ニヒルとテロル(動と静―テロルとニヒル;ニヒリスト辻潤;ニヒルの群像;テロリストの文学 ほか)
2 やさしき人々―大正テロリストの生と死(詩人・中浜哲;古田大次郎の生と死;やさし人・村木源次郎;アナキスト・和田久太郎 ほか)
著者等紹介
秋山清[アキヤマキヨシ]
1904(明37)年‐1988(昭63)年、福岡県生まれ。24年創刊のアナキズム詩誌『詩戦行』参加、30年小野十三郎とともに『弾道』創刊。また飯田豊二の解放劇場に参加し、岡本潤と『解放文化』さらに『文学通信』、清水清『詩行動』創刊に協力した。十五年戦争下「白い花」、「山羊詩篇」など抵抗詩を発表する。46年『コスモス』創刊。50‐56年新日本文学会の常任委員として活動。その体験を『文学の自己批判』にまとめ、「政治と文学」論争に一石を投じた。この間、日本アナキスト連盟の活動にあたり、60年代は六月行動委員会に参加、ベトナム反戦直接行動委員会の裁判支援のため、戦時下の作品を集めて詩集『白い花』を刊行、抵抗詩人としての評価を高めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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