内容説明
挑戦する企業・イオングループの強みは「グローバル」と「ローカル」の視点を合わせ持っていることである。経営革新と消費者優先・地元密着の視点だ。この２つのバランスがイオン躍進のカギをにぎる。
目次
第１章 急加速するイオンの全国出店攻勢（イトーヨーカ堂の牙城に殴り込み―首都圏攻防戦・第二次津田沼戦争勃発；イオンの存在感をアピールする都心型店舗を出店 ほか）
第２章 イオン商法の真髄は“先手必勝”にある（シャープとの取引停止「事件」で迅速対応；「小売りは雑魚」の侮辱発言にプライドに火をつけられる ほか）
第３章 小売業の先駆者・イオンの遺伝子（人を軽視する経営を行なったダイエーの大きなツケ；マンモス企業病に先手を打つガバナンス改革に着手 ほか）
第４章 激しさを増す日本各地での攻防戦（スケールメリットを活かせる北海道で地歩固め；北海道の地場大手と三つ巴の戦い アークス、イオン、コープさっぽろ ほか）
第５章 本当の生き残り戦争は実はこれから（ダイエー買収でウォルマート逆襲？；熱帯びるダイエー争奪戦に名乗りを上げるこれだけの企業 ほか）
著者等紹介
菊地正憲［キクチマサノリ］
１９６５年北海道紋別市生まれ。ジャーナリスト。国学院大学文学部哲学科卒業。経済紙記者、北海道新聞記者を経てフリーに。ビジネス、時事問題からスポーツ、ポピュラー音楽まで雑誌を中心に活躍している新進気鋭の実力派ライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 台風の眼 講談社文芸文庫
