内容説明
眠っている財産を、どんどん次世代に引き継ぎやすくしようという制度の変化も十分に盛り込みながら、相続・贈与に関する知識を、一からわかりやすく解説したのが本書です。いざ相続が始まってもあわてることがないように、かたっくるしい専門用語はなるべく避け、一般の人が日常使うような平易な表現と徹底した図解で、相続・贈与の基本と、節税や「争族」対策を理解することができるようにつくられています。
目次
1章 相続税・贈与税入門(相続税とはどんな税金なのか―亡くなった人の財産をもらうと税金がかかる;贈与税とはどんな税金なのか―贈与税は相続税を補完する ほか)
2章 相続税のしくみと節税(手続きの流れ―申告と納付の期限10カ月の間にやることがたくさんある;財産がどのくらいあると相続税がかかるのか―全財産から基礎控除額を引いたものに対してかかるのが相続税 ほか)
3章 贈与税のしくみと節税(財産をどのくらいもらうと贈与税がかかるのか―「年間110万円」を超えると贈与税がかかる;贈与税は誰にかかるのか―贈与税はもらった人にかかる ほか)
4章 財産の評価はこうやる(税額は財産の「値段」で決まる―自分の財産の概算を知っておく;土地の評価はどうやって決まるのか―使われ方で大きく変わる評価 ほか)
5章 相続対策3本の柱(相続の予防対策―相続は3本の柱で対策を行なう;「節税対策」はこうやる―相続・贈与税はこうすれば安くなる ほか)
著者等紹介
中島吉央[ナカジマヨシオ]
税理士・財産コンサルタント・企業再生コンサルタント。現在、企業・金融機関・公的機関において、指導・講演・講師として精力的に活動している。特に、事業承継・資産税・相続対策・企業再生に精通しており、「財産がある人」と「借金がある人」の相談に乗っている
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