内容説明
三陸で牡蠣を養殖している漁民が、世界の牡蠣を尋ねてみると不思議な縁が待っていた。牡蠣と人生を共にしているからこそ見える魅惑の世界。牡蛎への限りない愛情に溢れた一冊。
目次
第1章 Rのつかない月の牡蠣を食べよう!?(牡蠣の旬はいつか?;水山養殖場の四季―宮城県・舞根湾)
第2章 おいしい牡蠣ができるまで(宮城種の故郷;牡蠣に憑かれた男―宮城新昌と水上助三郎)
第3章 世界の牡蠣を食べる(日本一の生産地から学ぶ―広島県・広島湾;日本の牡蠣がフランスを救った―フランス・ラングドック;魅惑の味・オリンピアオイスター―アメリカ・シアトル;顰めっ面をした牡蠣―熊本県・有明海;干し牡蠣は万能薬―中国・沙井;タスマニアデビルオイスター―オーストラリア・タスマニア)
第4章 知られざる「カキ殻」パワー(カキ殻が地球を救う;日本の白を彩る胡粉)
おわりに 牡蠣がつなぐ世界(二十年ぶりの南仏ラングドック)
著者等紹介
畠山重篤[ハタケヤマシゲアツ]
1943年中国上海生まれ。牡蛎養殖業者。「牡蛎の森を慕う会」代表。水産高校卒業後、家業を継ぎ牡蛎・ホタテの養殖業に従事する。牡蛎を育てる環境の大切さに気づき、「森は海の恋人」を合言葉に気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山に植樹活動を行なう。「森は海の恋人運動」により1994年に朝日森林文化賞、2004年に宮沢賢治イーハトーブ賞、河北文化賞を受賞。京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授も務める。著書に『リアスの海辺から』『森は海の恋人』(文春文庫)『日本“汽水”紀行』(文藝春秋 第52回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『漁師さんの森づくり』(講談社 産経児童出版文化賞JR賞、小学館児童出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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