内容説明
本書は、特許(実用新案)の侵害に関連する諸問題について多数の学説・判例を駆使して、詳細に解説しています。今回の第7版では、厚くなるのを避けるため意匠・商標の部分を別にし、近年の判例・学説の追加、特許法等の平成26年及び27年改正への対応等、大幅な改訂・増補を実施しました。企業の知財関係者・弁理士・弁護士試験受験生を対象とする実務研究書です。
目次
第1章 特許発明の技術的範囲
第2章 特許権侵害行為
第3章 特許権侵害訴訟総論
第4章 特許権侵害訴訟各論
第5章 特許権関連訴訟
第6章 無効審判請求と訂正審判請求―特許権侵害をめぐる法的攻撃・防御手段
第7章 特許権侵害等と刑事責任
著者等紹介
竹田稔[タケダミノル]
昭和31年3月中央大学法学部卒業、同年4月司法修習生、33年4月宇都宮地方裁判所判事補、その後東京地方裁判所判事等を経て、58年4月東京高等裁判所判事、平成3年3月同部総括判事、平成10年4月弁護士登録。平成16年4月~平成20年3月、慶應義塾大学法科大学院客員教授
松任谷優子[マツトウヤユウコ]
昭和61年3月東京大学薬学部卒業、昭和63年3月東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了、同年4月化学系企業入社(医療ライセンス、知財管理に従事。弁理士資格取得)。平成20年より現職(東北大学特任教授(客員)、大野綜合法律事務所パートナー・弁理士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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