内容説明
従来、韓国特許法は日本特許法と類似していると考えられてきましたが、度重なる改正や近年の審決例・判例を検討しなければ、十分に理解できない状況になってきました。本書は韓国特許法の単純な法令紹介や解説にとどまらず、約150件にものぼる大法院判決をはじめ、多くの判例や審決例を事件別、類型別に総合整理し、韓国特許制度を深く掘り下げた専門解説書です。
目次
第1章 改正韓国特許法
第2章 出願手続
第3章 特許・実用新案権の付与要件
第4章 審判
第5章 特許訴訟
第6章 その他
著者等紹介
権東勇[ゴントウユウ]
弁理士。権東勇特許法律事務所所長。1964年漢陽大学校工科大学卒(化学工学)。1984年檀国大学校大学院(理学博士:有機化学)。1968~1984年国立工業研究所工業研究官。1984~1990年特許庁審査3局薬品化学課審査官、特許庁国際特許研修院教授、特許庁審判所審判官、特許庁審査3局薬品化学課長。1990~2007年9月崔・金特許事務所。1982~2005年檀国大学校工科大学繊維高分子学部講師(有機化学)。1992~1993年韓国LES(Licensing Executive Society Korea)事務局長
松居祥二[マツイショウジ]
弁理士。松居特許事務所所長。社団法人日本国際知的財産保護協会顧問。藍綬褒章受章(1981年11月)。武田薬品工業株式会社入社、1984年取締役特許部長退任。日本特許協会(現日本知的財産協会)理事長。工業所有権審議会委員。社団法人日本国際知的財産保護協会(AIPPI JAPAN)副会長を経て、現在顧問。AIPPI国際本部(スイス)プログラムコミティ委員。社団法人先端医療振興財団(神戸市所轄)顧問弁理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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