内容説明
初版発行から5年、この間多くのPCT規則が改正され「引用補充」、「優先権の回復」、「補充国際調査」等、PCTを利用する出願人にとって実務上大きな影響を与える新たな規定がPCTに導入されている。本改訂版では、上記事項はもとより2010年7月発効の規則改正にいたるまで、最新の規定に基づくPCTを解説した。
目次
特許協力条約(PCT)の概要
特許協力条約(PCT)の経緯と現状
特許協力条約(PCT)に基づく手続の流れ
国際出願
願書の作成
明細書、請求の範囲、図面、要約の作成
国際出願時の手続
国の指定と広域特許
国際出願と優先権主張
国際出願後の補充及び引用補充〔ほか〕
著者等紹介
下道晶久[シモミチテルヒサ]
1967年3月東京農工大学工学部電気工学科卒業。1967年4月神奈川県庁入庁。1969年4月特許庁入庁(審査第5部電力)。1973年4月審査官(審査第5部電力)。1977年2月~1979年4月国際協力事業団(JICA)に出向。フィリピン、イラク、メキシコ、タイの技術協力事業に従事。1979年4月~1987年5月特許庁審査第5部電気機器、電子回路審査官、資料整備課。1987年5月~1992年5月世界知的所有権機関(WIPO)に派遣され、PCT管理部に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- まじめ半分 角川文庫