内容説明
市場及び生産拠点としての中国は無視できないものとなっており、中国における商標登録出願件数は急激に増加している。本書の第1編は、中国商標局編集の「類似商品及び役務の区分表」(2007年)について、日本語訳と英語訳を対照形式により作成。第2編では、商品・役務の類否が重要な争点となった14の事件について、行政・司法の考え方を解説するとともに、判決の全文を紹介した。
目次
第1編 類似商品及び役務の区分表
第2編 中国商標に関する商品及び役務の類似基準の解説(類似商品及び役務の区分表;中国における商品・役務の特定;日本とは異なる商品・役務概念;区分表に掲載されていない商品・役務の記載;商標審査における類似商品・役務の判断;侵害における類似商品・役務の判断;中国代理人の先生方からのコメント;商品又は役務の類否に関する判決/審決の全訳)
著者等紹介
岩井智子[イワイトモコ]
同志社大学法学部法律学科卒業(1992)。印刷メーカー勤務(1992~1995)。弁理士試験合格(1997)。三枝国際特許事務所入所、弁理士登録(1997)。北京大学にて語学研修及び法学院進修(2000~2002)、同時に、中国国際貿易促進委員会専利商標事務所(CCPIT)及び中科専利商標代理有限公司にて実務研修。東京での業務を開始(2005~)。大阪大学大学院高等司法研究科実務家教員(2005~)。法人化により特許業務法人三枝国際特許事務所として業務を開始(2008~)。現在、同所パートナー弁理士、東京オフィス常駐
張萌[チョウホウ]
中国黒龍江省ハルピン市出身。法政大学法学部法律学科法学学士(2006)。上智大学大学院法学研究科法律学専攻(知的財産権法)、法学修士(2008)。2008年4月、大学院卒業後、特許業務法人三枝国際特許事務所に入所、東京オフィスにて弁理士アシスタント業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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