内容説明
ようやく有名になった自社の社名や商標が真似をされてしまった。多額の費用と時間をかけて開発した商品のそっくり商品が出回った。社内で機密扱いの技術データと顧客リストがライバル会社に漏れた。会社の商標と全く同じドメイン名を他人が取って売り込みにあった。このようなアンフェアな行為については、不正競争防止法に基づいて差止めと損害賠償を請求することができる。本書は、不正競争防止法を知り尽くした著者による定評ある解説書。
目次
第1章 法の沿革
第2章 法の体系
第3章 不正競争
第4章 民事上の措置
第5章 外国の国旗等
第6章 対外国公務員等不正利益供与
第7章 適用除外等
第8章 刑事上の措置
第9章 附則
第10章 廃止規定
著者等紹介
山本庸幸[ヤマモトツネユキ]
昭和24年9月26日生まれ。昭和48年京都大学法学部卒業。同年通商産業省入省。昭和57年外務省出向(在外公館勤務)。昭和60年特許庁工業所有権制度改正審議室長。昭和63年通商産業省産業政策局取引信用室長。平成元年内閣法制局第四部参事官。平成6年通商産業省生活産業局繊維製品課長。平成8年日本貿易振興会企画部長。平成10年内閣法制局中央省庁等改革法制室長。平成11年内閣法制局第四部長。平成14年内閣法制局第二部長。現在に至る
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