ビーグル号の3人―艦長とダーウィンと地の果ての少年

ビーグル号の3人―艦長とダーウィンと地の果ての少年

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784826990042
  • NDC分類 289
  • Cコード C0098

内容説明

1831年12月、第2次南米沿岸調査を主目的としてプリマスを出航したイギリス海軍調査船ビーグル号の船上には、若き日のチャールズ・ダーウィン、のちに近代気象学の創始者となる艦長ロバート・フィッツロイ、フィッツロイがティエラ・デル・フエゴから連れかえり教育したあとで未開のふるさとに帰そうとしているインディオの少年ジェミー・バトンが乗りあわせていた。ビーグル号上でのこの三人の出会いは、やがて彼らのその後の人生に、決定的な意味を与えることになる…。ダーウィンは南の島で何を見たか?艦長フィッツロイは、地の涯に広がる未開と野蛮を前に何を考えたか?進化論誕生の舞台裏に繰り広げられた事件、その真相にはじめて迫る。

目次

事の起こりからとりあえずの結末まで
真の事件の幕開けから終結まで
ジェミー・バトン裁判
この物語の真の結末
ダーウィンは生きのびた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カイエ

8
再読。知名度は低いけれども(読メの感想ゼロ!)面白いノンフィクション。著者は学者ではなく作家。参考文献リストがないので断言できないのですが、相当調べて書いたのではないかと思われます。軸になるのは、ビーグル号の艦長フィッツロイとダーウィン、そしてインディオの少年ジェミーの3人。この3人が登場する歴史改変ミステリがあるのですが、事実は小説より奇なり、本書のほうが何倍もドラマチックだと私は感じました。2023/04/20

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