がんという病と生きる―森田療法による不安からの回復

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がんという病と生きる―森田療法による不安からの回復

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826971607
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0011

内容説明

「がん」にまつわる不安や苦悩にどう対処すべきか。日本を代表する精神療法である森田療法の専門家たちが、豊富な事例とともに、がんによる心の苦しみから解放される道筋を示す。

目次

1 がんと森田療法(森田療法の可能性;がん患者に対する精神療法の現状)
2 がん患者のためのグループワーク(グループワークの理論;グループワークの実践;グループワークの考察)
3 がんサバイバーとその人生(がんサバイバーへのインタビュー;がんサバイバーの危機、転機、その後の生き方;インタビューを終えて)
4 三人三様の生と死をめぐって(つながりのなかの生と死―Eさん(女性・61歳)
諦念のなかの死―Wさん(女性・58歳)
葛藤のなかの死―Xさん(女性・40歳)
三者三様の生と死)
5 森田療法の死生観(「生の医学」と「死の医学」;がん患者の苦悩をどう理解するのか;がん患者における自己と環境の不調和;苦悩に抗う生き方から受け入れる生き方へ;森田正馬の喪失体験と死生観)

著者等紹介

北西憲二[キタニシケンジ]
森田療法研究所・北西クリニック院長。東京慈恵会医科大学医学部卒業後、同大学附属第三病院にて入院森田療法を行う。1996年森田療法研究所・北西クリニック(外来森田療法専門クリニック)を開設。2001年から10年間、日本女子大学人間社会学部教授

板村論子[イタムラロンコ]
安田病院心療内科、統合医療アール研究所所長。関西医科大学卒業、京都大学大学院博士課程修了、医学博士。マウントシナイ医科大学留学、東京慈恵会医科大学、帯津三敬三敬塾クリニック院長を経て現職。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本心療内科学会上級登録医・評議員、日本心身医学会専門医、日本森田療法学会認定医。日本統合医療学会認定医・理事。日本ホメオパシー医学会専門医・専務理事。日本人初の英国Faculty of Homeopathy専門医(MFHom)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Asakura Arata

3
筆者の一人が、あとがきで、 「がんの進行した患者と向き合い続けるのは非常に辛いことであり、膨大なエネルギーを必要とする。だからこそグループワークを継続していくには、〜人はどのようにして生きて死んでいくものなのかという死生観が不可欠だった」 と述べている。 その通りで、かつて森田療法をしっかり勉強してれば、と今更ながら後悔している。 「定めなき人生にあるがままに服従することである。人は病の器であるということを了解するにある」 と森田言っている。2016/08/19

sayoA

1
森田療法の魅力は、病気や症状には注目せずに、患者の人間としての成長を促し、より自然な姿に近づけてくれるところだ。癌は患者をつらい体験で揺さぶるが、絶対に解決しない上に長く付き合っていく必要がある、という点では神経症と同じなのだろう。「解決できない問題とどう向き合うのか」。森田療法のもつ知恵から学ものは多い。2023/06/03

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