出版社内容情報
誰が「ふつう」を決めたのか?
私たちは折に触れて「自分は普通だろうか?」「体形や知能は正常か?」と気にしたり、ノーマル(普通・正常)でないことに不安を覚えたりする。だがそもそも「ノーマル」は誰によって、どのように決められたのか。
近代統計学の発展とともに、人間の心身や行動が測定の対象となり、身体、知能、精神状態、性的指向や子供の発育などがノーマルかどうかを判定されるようになった。だがその評価基準には、当時の科学者による差別的な偏見と価値観が色濃く反映されていた――。
気鋭の歴史研究者が科学と社会が交差する200年の歴史を読み解き、現在も私たちを縛り続ける「ノーマル」の幻想とその裏に潜む真実を暴き出す。
【目次】
【目次】
プロローグ 私はノーマルか?
第1章 ノーマルはこうして作られた
第2章 私の体はノーマルか
第3章 私の心はノーマルか
第4章 私の性生活はノーマルか
第5章 この感情はノーマルか
第6章 うちの子はノーマルか
第7章 社会はノーマルか
エピローグ ノーマルを超えて
謝辞
調査票および記録用紙
訳者あとがき
原注
図版の出典リスト
索引
内容説明
私たちは折に触れて「自分は普通だろうか?」「体形や知能は正常か?」と自問し、ノーマルから外れることに不安を覚える。だがそもそも「ノーマル」は誰によって、どのように決められたのか。近代統計学が誕生した約二〇〇年前、人間の身体や感情、行動は測定の対象となり、ノーマルかどうかを判定されるようになった。だがその評価基準には、西欧の男性科学者による差別的な偏見と価値観が色濃く反映されていた―。気鋭の歴史研究者が科学と社会が交差する歴史を読み解き、現在も私たちを縛り続ける「ノーマル」の幻想とその裏に潜む真実を暴き出す。
目次
プロローグ 私はノーマルか?
第1章 ノーマルはこうして作られた
第2章 私の体はノーマルか
第3章 私の心はノーマルか
第4章 私の性生活はノーマルか
第5章 この感情はノーマルか
第6章 うちの子はノーマルか
第7章 社会はノーマルか
エピローグ ノーマルを超えて
著者等紹介
チェイニー,サラ[チェイニー,サラ] [Chaney,Sarah]
歴史家。ロンドン大学クイーン・メアリー校・感情史センター名誉研究員。主な関心領域は、医療と健康の歴史、特に感情、看護、精神医療、健康格差、女性の健康など。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンにて医療史の博士号を取得。現在はイギリス王立看護協会図書館・博物館のミュージアム・イベント・マネジャーとして、看護と医療の歴史に関する展示やイベントを企画している
田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科英文学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



