出版社内容情報
テック企業が労働市場を支配する!
プラットフォームを介し国境を越えて労働力を集め、
アプリによって働きぶりを精密に管理し、秒単位で雇い、クビにする――
Amazon, Google, Uberなどが「発明」した労働形態は、なぜこれほど普及しているのか?
そして、世界にいかなる矛盾を生んでいるのか?
「デジタル技術の進化により、さまざまな作業や業務が自動化されたように見える現代社会だが、その裏には多くの「人間による労働」が残されている。いや、残されているというより、人間の労働力が機械やアルゴリズムを中心とした仕組みに組み込まれていると言うべきだろう。アルテンリートは本書において、それを「デジタル工場」という概念にまとめ、幅広い調査に基づいて、批判的考察と理論化を試みている」(「訳者あとがき」より)
内容説明
テック企業が労働市場を支配する。プラットフォームを介し国境を越えて労働力を集め、アプリにより働きぶりを精密に管理し、秒単位で雇い、クビにする。Amazon、Google、Uberなどが「発明」した労働形態は、なぜこれほど普及しているのか?
目次
第1章 工場を去る労働者―イントロダクション
第2章 グローバルな工場―ロジスティクス
第3章 遊びの工場―ゲーム
第4章 分散型工場―クラウドワーク
第5章 隠れた工場―ソーシャルメディア
第6章 工場としてのプラットフォーム―結論
第7章 感染した工場―エピローグ
著者等紹介
アルテンリート,モーリッツ[アルテンリート,モーリッツ] [Altenried,Moritz]
フンボルト大学ベルリンのヨーロッパ民族学研究所およびベルリン経験的統合・移民研究所(BIM)の研究員
小林啓倫[コバヤシアキヒト]
1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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