内容説明
色や形から卵黄・卵白、ヒナの孵化まで、鳥の卵には進化の秘密がつまっている!卵に取り憑かれたコレクターや博物学者の多彩な逸話を交えながら、美的にも機能的にも「完璧」な卵に秘められたいくつもの「なぜ?」を解明する。
目次
第1章 卵採りとコレクター
第2章 卵殻ができる仕組み
第3章 卵の形の謎
第4章 卵の色―色がつく仕組み
第5章 卵の色―なぜ進化したのか?
第6章 卵白と微生物戦争
第7章 卵黄、卵巣、受精
第8章 産卵、抱卵、孵化
第9章 エピローグ―ラプトンの遺産
著者等紹介
バークヘッド,ティム[バークヘッド,ティム] [Birkhead,Tim]
イギリスの鳥類学者、行動生態学者。シェフィールド大学動物学教授。王立協会フェロー。鳥類の生態を研究するために、世界各地を訪ねている。「インディペンデント」「ニューサイエンティスト」「BBCワイルドライフ」など多くの紙誌に寄稿。『鳥の卵―小さなカプセルに秘められた大きな謎』は、一般向けの優れた普及活動に与えられる、ロンドン動物学会の「クラリヴェイト・アナリティクス賞」を受賞
黒沢令子[クロサワレイコ]
鳥類生態学研究者、翻訳者。地球環境学博士。NPO法人バードリサーチで野外鳥類調査の傍ら、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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