繰り返される宇宙―ループ量子重力理論が明かす新しい宇宙像

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  • サイズ A5判/ページ数 433p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826901888
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0042

内容説明

宇宙は本当にビッグバンから始まったのか?宇宙誕生のメカニズムを解明すると期待されているループ量子重力理論。いま初めて明らかにされるその究極の理論の全貌と、想像を超えた宇宙創生の物語。

目次

1 すべての始まり
2 重力
3 量子論
4 インテルメッツォ
5 量子重力理論
6 観測的宇宙論
7 ブラックホール
8 時間
9 宇宙進化論
10 ただ一つの世界
11 万物の理論

著者等紹介

ボジョワルド,マーチン[ボジョワルド,マーチン] [Bojowald,Martin]
1973年ドイツ・ユーリッヒ生まれ。アーヘン工科大学で博士号を取得。マックスプランク研究所等を経て、現在ペンシルベニア州立大学重力・宇宙研究所教授。ループ量子宇宙論の先駆的研究者

前田秀基[マエダヒデキ]
1974年東京生まれ。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。Centro de Estudios Cientificos(チリ)等を経て、北海学園大学工学部教授。専門は重力理論・宇宙物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DEE

6
ループ量子重力理論とは最先端の理論で、超ひも理論なんかもこの理論の一部なんだそうだ。 一般相対性理論では時空の歪みが無限大になってしまうという特異点を回避できないが、このループ量子重力理論は一般相対性理論と量子力学を上手く組み合わせることでそれを回避し、宇宙の始まりとそれ以前の宇宙像に迫っていく。 そんなニュアンスらしい。 計算式やグラフは殆ど出てこないので読みやすいかなと思った自分が愚かだった。 でも宇宙創世のロマンは充分に感じられる。2018/06/11

1
一般相対論と量子論の統合理論の候補として期待される『ループ量子重力理論』の啓蒙書。一般向けに書かれた本のはずだけど、物理方面のバックグラウンドがないと読むの大変だと思う。私は途中でギブアップ。2017/06/26

skk1206

0
宇宙を(ひいてはわれわれが生きる世界を)理解する方途のひとつとしての量子重力理論の発展と展開、といったところ。正直手慰みに読めるような内容ではなかった。物理とかだいすきな大学生とかが読むべき本だった(笑。訳者あとがきを読んでから本編にいくと、全体像をつかみやすいかもしれない。よく読んだ俺! えらかった!2017/04/30

しの

0
1/3 難しくて投げる2017/02/19

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