内容説明
私たちの無意識の心は他人の助けが必要かどうかをつねに監視し、必要がなければ不誠実に振る舞えと囁く―。人の誠実さが一瞬で変わることを明らかにした最新の研究をもとに、「信頼」の仕組みを第一人者みずからが解説。
目次
第1章 信頼とは何か?―基本と欠点、そして処方箋
第2章 無意識が支配する―生物学的な仕組みによって決まる判断
第3章 赤ちゃんは見ている―学習と信頼の意外な関係
第4章 恋愛と結婚の核心―信頼と嫉妬の働きを解剖する
第5章 権力と金―上位一パーセントに入る人と、その気分に浸る人
第6章 信頼のシグナル―身ぶりから相手の誠実さを見抜く
第7章 操作される信頼―コンピューター越しの相手とのつき合い方
第8章 あなたは自分を信頼できる?―将来の自分は予想外に不誠実
第9章 信頼するか、欺くか―最後はいつだってこれだけ
著者等紹介
デステノ,デイヴィッド[デステノ,デイヴィッド] [DeSteno,David]
ノースイースタン大学心理学教授、科学的心理学会フェロー。アメリカ心理学会のジャーナル『Emotion』の編集長を務める。マサチューセッツ州在住
寺町朋子[テラマチトモコ]
翻訳家。京都大学薬学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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