内容説明
人工知能の第一人者シャンクが解き明かす知性の謎!人はどのように理解するのか?聞いた話の理解の仕方は?知的な人間の話し方は?斬新なアプローチで脳と心の実像に迫る。
目次
第1章 知識とは話である
第2章 話はどこで生まれ、なぜ私たちは話すのか?
第3章 他者の話の理解
第4章 話に索引を付ける
第5章 記憶を形成する
第6章 話の骨格
第7章 あなたの文化の話を知る
第8章 話と知性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
3
冒頭の章題「知識とは話である」を見ると、話すことを言語に限定するかに見えるが、著者は知識を得たり(理解)、改変する(行為)過程と捉える。本書は、基本的/手段的に2分類された行為をベースとした概念依存理論(Conceptual Dependency/CD理論)で理解を定義し、さらに話す行為を検索、再利用、修正、記憶に分類して、過去データで理解するヒトが新たに問題を解決する際、過去の類似した問題から推論する自動的プロセスとして捉えた(事例ベース推論)。原題はTell Me A Story(お話してくれる?)。2018/09/04
笠井康平
0
立ち上がりは遅い。後半バテてくる辺りからのプレーが神がかってる。