内容説明
本書は、生物化学の多岐にわたる分野の中から、植物ホルモン関係の分野を中心に、果樹への適応場面を実際の生育反応に基づいて論じ、さらにその将来性についても考察しようとしたものである。
目次
1 落葉果樹編(生育調節物質の利用の現状と展望;発根の制御;栄養生長の制御;花芽形成の制御および開花調節;結実の制御および単為結果の誘起;収穫前落果防止;成熟の制御;休眠と落葉の制御)
2 常緑果樹編(生育調節物質の利用の現状と展望;栄養生長の制御;着花の制御;結実の制御;成熟の制御)
3 除草剤編(果樹園における雑草管理;常緑果樹園における除草剤の利用)
4 植物生理活性物質編(植物生理活性物質の種類と生理作用)