内容説明
教師をめざす人のための教育はいかにあるべきか?小学校から高校まで、複雑化し多様化する社会の中の教育現場。急激な社会の変化の前であえぐ子どもたちが増える今、個性豊かな一人ひとりの子どもたちへの対応を分かりやすく解説した教育臨床論。
目次
第1部 教育相談の基礎(学校組織における教育相談の位置づけ;学校場面におけるカウンセリング―基礎編;学校場面におけるカウンセリング―発展編)
第2部 学校が直面する様々な課題(学級崩壊;いじめ―いじめの実際;いじめ―いじめへの対応;不登校―不登校の実際;不登校―不登校への対応;学校を取り巻く環境の変化)
第3部 思春期・青年期のこころの問題と学校(社交不安障害・強迫性障害と学校における支援;摂食障害と学校における支援;境界性人格障害と学校における支援;うつ病と学校における支援;統合失調症と学校における支援)
著者等紹介
伊藤直樹[イトウナオキ]
1967年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程中退、博士(人間学)。現職、明治大学文学部教授、臨床心理士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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