日本建国神代史

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日本建国神代史

  • 大野 七三【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784826503679
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3021

出版社内容情報

わが国の古代史では、『記紀』によって故意に抹消された大和朝廷の女系の皇祖神・饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)の東遷についてはほとんど知られることがない。
また、出雲国を創建して九州に遠征し、不弥国、吉野ケ里国を平定し「ヤマトノ国」(九州全土)の基礎を築いた須佐之男尊の事蹟についてもほとんど知られることがない。
さらに、大日霊女貴尊(尊称、天照大神。「魏志倭人伝」の卑弥呼女王)は『記紀』によって高天原の天上界の主宰神天照大神とされ、歴史上の遺跡、伝承を抹消されている。わが国建国の神代史は、そんな神話の世界を歴史の世界に引き戻し、神々の系譜と事跡をとおしてはじめて解明されるのである。古代史の本質に迫る意欲作。

序 

■第一章 須佐之男尊の出雲国創建と九州統治

我が国歴史の始まり
八岐大蛇退治神話の真相
出雲における須佐之男尊の伝承地
須佐之男尊と稲田姫命の結婚
須佐之男尊の出雲国巡り伝承地
須佐之男尊以後の出雲国統治
須佐之男尊による九州遠征
須佐之男尊の九州遠征の根拠
古代九州(「ヤマトノ国」)の状況
「ヤマトノ国」(邪馬壹国)は全九州の国名
須佐之男尊の九州遠征時期
須佐之男尊による九州占領政策
須佐之男軍の対馬・壱岐進攻
須佐之男軍により全滅した吉野ヶ里
須佐之男軍により全滅した「不弥国」
須佐之男尊の南九州進攻
須佐之男尊の全九州統治
須佐之男尊の出雲への帰国と死
天照大神(大日霊女貴尊)の日向統治

■第二章 饒速日尊(大歳尊)の東遷
饒速日尊の北九州統治
饒速日尊の東遷決意
饒速日尊の東遷
饒速日尊の東遷に従った従者
二十五部の物部(軍団)の出自地
饒速日尊の東遷出立
饒速日尊の死

■第三章 連合国家「ヤマトノ国」

天照大神(大日霊女貴尊)九州全域を統一連合国とする
連合国家「ヤマトノ国」の対外政策
「ヤマトノ国」(九州

 我が国古代史の上で、十代崇神天皇以前の天皇は不在であるとか、神武天皇の東征(東遷)の事実性には問題があるとする人たちが多いが、饒速日尊の東遷についてはほとんど知る人もなく、問題にもされていない。しかし饒速日尊について、その史実を知らなければ我が国の正しい歴史は解明することができないほど重要な神なのである。
 また、出雲(島根県東部)を統一して出雲国を創建され、さらに九州に遠征されて「ヤマトノ国」(九州)の基礎を築かれた須佐之男尊の活躍も、あまり知られていない重要な歴史である。
 さらに大日霊女貴 尊(尊称・天照大神。『魏志倭人伝』の卑弥呼女王)は、『記紀』によって高天原という天上界の主宰神天照大神とされたため、現世での実在の足跡・遺跡・伝承を消されている。
 これでは我が国の建国史実は解明されるわけがないのである。
 
 そこで、本書は―
◎須佐之男尊による出雲国建国より、九州に遠征されて「ヤマトノ国」(全九州)の基礎を築かれた今まであまり知られていない歴史。
◎饒速日尊の北九州統治と、大和(奈良県)に東遷され、我が国建国の基礎を築かれた重要な歴史。
◎天照大神とその御子たちによる日向統治とう。すなわち、天照大神は「大日霊女貴尊」であり、卑弥呼女王ということである。
 また、天照大神の住まわれた場所は宮崎県西都市である。この市附近の郡名を「児湯郡」という。この郡名の由来は、西都市の児湯池は天照大神の御子たち誕生の産湯に使った水をこの池から汲んだことにより、池名となり、それが郡名となったという。
 天照大神の御子たちが西都市で誕生したということは、当然母親である天照大神が住まわれていた場所である。すなわち西都市こそ卑弥呼女王(天照大神)の「都」としていたところである。     【「序」より】

『先代旧事本紀』の校訂訓註で知られる、大野七三氏の著作です。

内容説明

わが国建国の神代史は、神話の世界を歴史の世界に引き戻し、神々の系譜と事跡をとおして、はじめて解明されるのである。

目次

第1章 須佐之男尊の出雲国創建と九州統治(我が国歴史の始まり;八岐大蛇退治神話の真相 ほか)
第2章 饒速日尊(大歳尊)の東遷(饒速日尊の北九州統治;饒速日尊の東遷決意 ほか)
第3章 連合国家「ヤマトノ国」(天照大神(大日霊女貴尊)九州全域を統一連合国とする
連合国家「ヤマトノ国」の対外政策 ほか)
第4章 神武東遷
第5章 神武天皇制の成立(狭野尊と伊須気余理比売の結婚;神武天皇と宇摩志麻治命の盟約 ほか)

著者等紹介

大野七三[オオノシチゾウ]
大正11年(1922)埼玉県狭山市に生る。昭和15年(1940)埼玉県所沢商業学校卒。役職、米国クレイトン大学哲学博士。同日本校特任教授。元狭山市文化財審議委員。元狭山市史編纂委員。元狭山市美術工芸専門調査員
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