出版社内容情報
1965年の大学占拠、バリケード闘争は、日韓会談阻止、ベトナム反戦闘争と並行しつつ、1960年代後半の運動を象徴する日大・東大全共闘の行動的ラジカリズムへと受け継がれていった。これらの闘争は、その後、かたちとしてはどこにも残っていない。しかしそれは経験や記憶として残っているし、その存在は決して小さくはない。どこかで本書が当時の人たちの記憶や経験とフィットしてくれたら、また次代を担う若い世代への行動と思想の橋渡しになれば、と願う。
1・稚拙な戦後処理であった日韓会議 初めてバリケードを築いた男たち
2・ベトナム戦争の謎、謎のベトナム戦争
3・「角材とヘルメット」の象徴したもの
4・勝利した学費値上げ阻止闘争の中のドラマ
5・「ボタンヌ」はオアシスであった
6・日大闘争・東大闘争と全共闘運動
7・東大安田講堂の攻防戦
あとがき
目次
稚拙な戦後処理であった日韓会談
初めてバリケードを築いた男たち
ベトナム戦争の謎、謎のベトナム戦争
「角材とヘルメット」の象徴したもの
勝利した学費値上げ阻止闘争の中のドラマ
「ボタンヌ」はオアシスであった
日大闘争・東大闘争と全共闘運動
東大安田講堂の攻防戦