出版社内容情報
この本は、「キャバリアの飼い方」を解説した本であり、まったくの『実用』書であります。子犬や成犬の具体的な世話の仕方から遺伝学や薬草の使用法などのかなり専門的な知識まで、幅の広い内容を網羅しています。説明はテクニカル（技術的）なものがほとんどで、むしろそれ以外はないと言っても良いくらいです。しかし、徹底的にテクニカルな部分にこだわることによって、逆に、犬と人間の本質的な関わり方についての深い考察と、著者のキャバリアへの愛情が、行間から浮かび上がってきます。
日本語版への序文／1 犬種の歴史／2 キャバリアの遺伝とその継承／3 キャバリアの購入 ／4 子犬の管理（世話）／5 若い犬と成犬の世話／6 犬舎におけるキャバリア／7 ショーと審査／8 ブリーディング（繁殖）／9 子犬を育てる／10 小疾患と病気／付録１／付録２ ／キャバリアの他の出版案内／各国のキャバリアのクラブ／索引／訳者あとがき
ジョン・エバンスは35年以上犬のブリーディングに従事しています。彼のパートナーのアラン・ホーキンスと共に、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルやコッカー・スパニエルで数多くのチャンピオン犬を輩出してきました。また、チャンピオンシップ・ショーではこの犬種の審査員であり、オープン・ショーでは全犬種の審査員として活躍する一方、犬の雑誌などの寄稿者としても有名です。
ジョンは、1973年のクラフト展で、アランスメア・アクエリアスという名前のキャバリアで優勝しました――これは愛玩犬種として初めてのベスト・イン・ショーでした。
1996年3月25日初版第１刷発行
1998年12月25日初版第２刷発行
内容説明
優しく愛しい家庭犬、キャバリアの手引書。本書はキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの歴史、基礎的な遺伝学と遺伝、キャバリアの子犬の求め方、食事、しつけ、ショーへの参加の仕方、養育と健康管理などについて、わかりやすく丁寧にまとめています。そして、様々な病気に対する家庭医療のために、薬草やホメオパティック治療薬の使い方をわかりやすく解説しています。さらに、犬舎におけるキャバリアの飼い方も紹介しています。
目次
１ 犬種の歴史
２ キャバリアの遺伝とその継承
３ キャバリアの購入
４ 子犬の管理―世話
５ 若い犬と成犬の世話
６ 犬舎におけるキャバリア
７ ショーと審査
８ ブリーディング―繁殖
９ 子犬を育てる
１０ 小疾患と病気
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