末期の眼 日本文学における死の発見

末期の眼 日本文学における死の発見

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  • 商品コード 9784826500227
  • NDC分類 910.26

出版社内容情報

われわれの日常にとってもっとも親しいものは死の匂いではないか。芥川龍之介・川端康成・庄野潤三・埴谷雄高・島尾敏雄・椎名麟三の世界に分け入りつつ「末期の眼」を通して日本文学の成熟を解き明かす画期的な論考。

「死」の発見―日本文学をめぐるひとつの逆説 /先どりされた死者の眼―芥川龍之介の世界/『死霊』論―埴谷雄高の世界/『死の棘』論―島尾敏雄の世界/末期の眼―川端康成の世界/死と自然―梅崎春生の世界/生活のなかの死―椎名麟三の世界/批評する志―あとがきにかえて

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