出版社内容情報
★保育現場の安心・安全 場面別に対策のポイントがよくわかる一冊★
園の子どもたちの安全・安心を守るうえで、「当たり前」とされる知識や視点、方法が若手や新人に伝わらず、共有することはなかなか難しいものです。本書ではそれらのベテランの知見や「当たり前」を可視化して、一日の流れ、一年の流れに沿って「Why」「How」をわかりやすく解説します。
◆◆保育の安心・安全は最重要事項◆◆
保育現場では、子どもの命と健康を守ることは大前提。しかし、毎年、重大な事故やヒヤリハットが問題となり、感染症の心配も続いています。子どもが安心して、安全に過ごすために、「通常の保育」のなかで保育者は危険を予測・察知して見る・動く必要があります。そのためには、危険がひそむポイントをしっかりおさえることが重要です。
ただ、現場ではベテランが「当たり前だよね」と思っている基礎知識や経験が、なかなか職員間で共有されないという課題もあるようです。そのため、本書ではベテランの経験値と視点を、新人にもわかりやすく「見える化」してお伝えします。
◆◆一日の流れ、一年の流れから見るチェックポイント◆◆
本書では一日の流れ、一年の流れに沿って、場面別に何をすべきか、その理由や根拠、Check point、気がかりがあったときの対処をわかりやすく解説しています。若手や新人職員にも伝わりやすく、ベテランも自分の保育の振り返りに活用することができます。新人研修や園内研修にもぜひご活用ください。
【主な目次】
第1章 1日の安心・安全
1 朝の送迎/2 自由遊び/3 散歩/4 保育活動/5 生活(食事、歯磨き、午睡など) /6 降園時
第2章 1年の安心・安全
1 新入・進級/2 遠足・園外保育/3 園行事(運動会など)/4 季節の体調管理/5 年度末・卒園
第3章 クラス担任の基礎知識
巻末資料
内容説明
保育現場の「暗黙の了解」を知っておこう!当たり前すぎて誰も教えてくれない基礎知識。新人にもベテランにもおすすめ!登園時、遊び、製作、散歩、食事、午睡、降園時など、1日の場面別に保育の重要ポイントがわかる。新入・進級、園行事(遠足・運動会など)、季節ごとの体調管理など、1年の流れでポイントがわかる。
目次
第1章 1日の安心・安全(朝の送迎;自由遊び;散歩;保育活動;生活;降園時)
第2章 1年の安心・安全(新入・進級;遠足・園外保育;園行事;季節の体調管理;年度末・卒園)
第3章 クラス担任の基礎知識(3つの「みる」を押さえる;子どもとの信頼関係を築く;職員間の連携を大切にする;保護者とパートナーになる;保育者自身も心と体を守る;経験値ごとに目指す保育の専門性)
巻末資料
著者等紹介
松原美里[マツバラミサト]
合同会社ウメハナチャイルドケアコミュニケーションズ・保育コミュニケーション協会代表、保育士・幼稚園教諭。北海道網走市生まれ。横浜女子短期大学を卒業後、横浜市の保育園、川崎市の児童養護施設に勤務。認定こども園保育園部施設長を経て、現在は静岡を拠点に全国で活動。コーチング・心理学・NLP・システム思考等を学ぶ。資格も取得。保護者向けの子育て支援講座、新人・中堅の保育者向けのコミュニケーション研修、管理者向けのマネジメント研修を提供し、「参加者が主役」「笑顔あふれるワーク」が好評を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。