出版社内容情報
保育現場でよく見られる「気になる子」が苦手な場面について、その背景を探り、理由ごとに発達特性を解説し、支援・対応のヒントを提案。環境を見直すことで、できないことや難しいことが多く、自信をなくしがちな子どもも安心して園生活を送れるようになるためのアイデアを一緒に考えていきます。
内容説明
落ち着きがなく走り回る、製作の指示が伝わらない、待つこと、順番を守ることが難しい…あの子だったらどんな工夫ができる?保育現場から寄せられた相談をもとに、子どもの発達の視点からの解説と、現場で実践しやすい具体的な支援・対応のヒントを掲載。
目次
第1章 考え方のきほん(こんな状況はありませんか?;保育現場からの声と「ユニークな」子どもたち;大人が変われば子どもが変わる;子どもにとってわかりやすい環境はみんなの発達を促進する ほか)
第2章 苦手場面別 なぜ?から考える支援・対応のヒント(トイレ・手洗い;活動・遊び;友だち;食事;午睡;行事)
著者等紹介
佐々木康栄[ササキコウエイ]
よこはま発達グループ(クリニック・相談室・サポートルーム)。公認心理師/臨床心理士/精神保健福祉士。TEACCHプログラム研究会東北支部代表、(株)クロス・カンパニー(障害×デザイン)アドバイザー、スペシャルニーズのある人のやさしい医療をめざす会(FMCA)顧問大学院修了後、グループホームで知的障害や自閉症スペクトラムの方々の生活支援を経て、療育センターに勤務。現在は発達障害の方々のサポートを専門とするよこはま発達グループにて医療、療育、相談、啓発活動などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。