出版社内容情報
気になる子の保護者が保育者に示す言動とその背景にある心情やニーズを4段階に分け、段階ごとの保育者のかかわり方を解説。わが子の特性に対する保護者の認識や心情に応じたかかわりによって、保育者が保護者から信頼され、子どものための支援を展開しやすくなる。
内容説明
「子どもの困りに気づいてほしい」と焦っていませんか?保護者のペースに合わせたかかわりが子どもの支援にもつながる。
目次
第1章 保護者支援で大切な視点(保護者を理解する;支援のあり方;保護者が安心できる保育者のかかわり)
第2章 プロセスごとの保育者のかかわり(保育者は子どもの様子が気になっているが、保護者は気にしていない;保護者に子どもの様子を聞かれるようになる;保護者の葛藤を目の当たりにする;保護者から子どもに対する支援を求められる)
第3章 支援をつなぐために必要な視点(支援の輪をつくる;地域にあるつながれる場を知る;子どもと保護者を取り巻く人や機関と効果的につながるためのツール;就学に向けて縦につなぐ)
著者等紹介
木曽陽子[キソヨウコ]
大阪公立大学現代システム科学域教育福祉学類、大阪公立大学大学院現代システム科学研究科現代システム科学専攻准教授。博士(社会福祉学)。保育士、社会福祉士、特別支援教育士スーパーバイザー。研究分野は保育学、社会福祉学、特別支援教育。主な研究テーマは保育者や保護者への支援のあり方、障害のある子どもなど多様な子どもを含む保育など。大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。大学院進学後には、民間保育園の非常勤保育士や、障害のある子どもが通う療育施設でグループ療育や自閉症児自立支援教室等の非常勤スタッフとして勤務しながら研究を行う。その後、関西国際大学講師、大阪府立大学准教授を経て、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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