出版社内容情報
認知症のある人や家族に関係する経済支援に特化した社会保障制度の本。制度を図解したうえで、20個の事例で実践に即した使い方を紹介。使える制度を〇と×でチェックし、ポイントをわかりやすく説明しました。専門職を中心に家族も読めるやさしいガイドブック。
内容説明
高額療養費、自立支援医療、障害者手帳、障害年金etc…制度の対象者や申請方法が理解でき、MSW・SW、ケアマネ、地域包括の実務ですぐに役立つ!認知症のステージに合わせた20事例で○×チェック。なぜ使えるのか、使えないのかを制度ごとに解説。この1冊で認知症のある人が使える社会保障制度がまるわかり!
目次
第1章 認知症のある人の経済状況と経済的課題(認知症のある人の経済状況;認知症のある人の経済的課題)
第2章 認知症のある人の経済支援のための社会保障制度(医療や介護サービスに関する基本的な社会保障制度;医療費の自己負担、介護保険サービス利用料の軽減に向けた社会保障制度;収入源の確保のための社会保障制度)
第3章 事例に基づいた認知症のある人の社会保障制度活用のポイント(初期の認知症のある人の事例;中等度の認知症のある人の事例;重度の認知症のある人の事例)
著者等紹介
杉山京[スギヤマケイ]
岡山県立大学大学院保健福祉学研究科博士後期課程保健福祉科学専攻修了、博士(保健福祉学)。社会福祉士。認知症のある人の鑑別診断前後の支援の重要性に着目し、当事者や家族、地域包括支援センター専門職等を対象とした研究等を約10年間、現在まで継続的に実施。2015年に日本学術振興会特別研究員(DC1)、2018年に日本福祉大学福祉経営学部助教を経て、2022年より大阪公立大学大学院生活科学研究科講師
木村亜紀子[キムラアキコ]
岡山県立大学大学院保健福祉学研究科博士前期課程保健福祉学専攻修了、修士(保健福祉学)。社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、認定医療ソーシャルワーカー。地域に根ざした医療機関でのソーシャルワーカーを経て、2006年より兵庫医科大学病院医療社会福祉部に所属。救命救急センターや移植医療、HIVなどのあらゆる分野に携わり、2018年からは認知症疾患医療センターの専従相談員として従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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