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出版社内容情報
★ボランティア活動を巧みに運営するためのノウハウを凝縮した一冊
今日の社会において、ボランティア活動はなくてはならないものとなっています。
ただ、その活動を運営するのは、決して簡単ではありません。
「個々のボランティアの思いや力を活かしつつ、地域や組織、個人のニーズに効果的に対応する」
「活動の目的や分野、意思決定の仕組みの異なる他の組織の人と歩調を合わせる」……
ボランティア活動の運営に実際に取り組んでみると、これらの難しさが身にしみて感じられます。
そこで必要となるのが、「ボランティアコーディネーション力」。
これは、多様な人々・組織を結びつけて新たな力を生み出す力のこと。
より良いボランティア活動を運営するためには、必ず身につけなければならない能力です。
本書では、ボランティアコーディネーション力の基盤となる視点や考え方をていねいに解説するとともに、その力量を高めていくための方法をやさしくお伝えします。
ボランティア活動を豊かに広げるための基本知識とノウハウを身につけていきましょう!
※本書は、ボランティアコーディネーション力検定(3級・2級)公式テキストです。
【主な目次】
序章「今、なぜ、ボランティアコーディネーション力なのか?」
第1章「ボランティアの理解」
第2章「ボランティアコーディネーションの理解」
終章「ボランティアコーディネーション実務の向上に向けて」
【編集】
認定特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会
【著者】
早瀬 昇(はやせ・のぼる)
大阪ボランティア協会理事長、日本NPOセンター顧問
著書に、『「参加の力」が創る共生社会』(ミネルヴァ書房)、『企業人とシニアのための市民活動入門』(大阪ボランティア協会)、『NPOがわかるQ&A』(岩波書店・共著)などがある。
筒井 のり子(つつい・のりこ)
龍谷大学社会学部教授
著書に、『コミュニティソーシャルワーク』(ミネルヴァ書房)、『なぜ、ボランティアか?』(海象社・共訳)などがある。
内容説明
ボランティア活動を豊かに広げるための基本知識とノウハウをまとめた一冊―多様な人々・組織を結びつけて新たな力を生み出す“コーディネーション力”が身につく!
目次
序章 今、なぜ、ボランティアコーディネーション力なのか?
第1章 「ボランティア」の理解(「ボランティア」の語源と、そのキー概念;ボランティア活動の社会的意味;日本におけるボランティア活動の歴史;ボランティアとNPOとの関係;ボランティア活動の課題・弱点と、課題克服の視点)
第2章 ボランティアコーディネーションの理解(現代社会の課題とコーディネーション機能;ボランティアコーディネーションの概念;ボランティアコーディネーションが求められる場;ボランティアコーディネーションの視点;ボランティアコーディネーションにかかわる人 ほか)
終章 ボランティアコーディネーション実務の向上に向けて
資料 ボランティアコーディネーション関連年表
著者等紹介
早瀬昇[ハヤセノボル]
大阪ボランティア協会理事長、日本NPOセンター顧問。1955年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学で電子工学を専攻するも、学生時代に交通遺児家族支援、地下鉄のバリアフリー化、市民活動情報誌の編集などの市民活動に次々に参加。大学卒業後、フランスやベルギーの障害者グループホームでケアワーカーを経験した後、1978年に大阪ボランティア協会に就職。協会に勤務しつつ、1979年に大阪府立大阪社会事業短期大学専攻科修了。1991年から2010年まで事務局長。現在、日本ボランティアコーディネーター協会理事、日本ファンドレイジング協会理事なども務める
筒井のり子[ツツイノリコ]
龍谷大学社会学部教授。1983年、関西学院大学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。学生時代に大規模なボランティアサークルで初の女性部長になり、ボランティア団体の運営の難しさと面白さを体感。院生の頃から、大阪ボランティア協会の非常勤スタッフとして、大阪府寝屋川市において地域福祉を推進する市民活動団体の事務局を7年間担う。その後、いくつかの大学を経て1999年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。