出版社内容情報
子ども自身の関心をきっかけにして遊び・学びを深めていくプロジェクト保育。本書は、子どもと保育者がともに主体となり、対話しながらプロジェクトを進めていく「協働探究」の面白さを、事例を通して伝える。保育者の観察の仕方や働きかけなどを丁寧に解説した。
内容説明
プロジェクト保育で発揮される保育者の専門性とは?子どもと保育者が「共主体(co‐agency)」で深める探究の物語り。
目次
第1章 子どもの世界と出会っていくおもしろさと豊かさ(保育における探究の必要性;子どもと大人の「協働探究」“88モデル”;レッジョ・エミリア・アプローチによる教育的プロジェクト)
第2章 子どもたちの探究の物語り(うみ;乳児の植物の探究;石の図鑑;川の探究;石―両輪で育まれる探究;「ぐるぐる」の探究;車を作る;座談会Inquiryは未来につながる―発見・発掘・未知への物事を探究すること)
第3章 協働探究の可能性(事例を受けて―喜びをもって「まだわからない」を歩く;協働探究を支えるエコロジカル・システム;探究を探究する―スウェーデンの事例からの考察;探究を支える場と活動としてのアトリエ)
著者等紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授
松本理寿輝[マツモトリズキ]
まちの保育園・こども園代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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