出版社内容情報
葬送
ひとりぼっちの探索者が捧ぐ鎮魂歌。
「このパーティに加入出来るのなら、多少収入が減っても良いかな……」
ブラック企業を退職し、ホワイト企業への転職を夢見ながら今日も迷宮へ潜る「新米無職(24歳)」で野良探索者のハルト。
彼は探索中に出会った東風要パーティの面々と交流を深めた結果、仲間に加わることに。
早ければ来月にはソロ探索者卒業!
というわけで転職活動はいったん休止、ひたすら迷宮に潜る日々を送るのだった。
しかし、そんな日常のなか探索先で見たものは……吐き気を催すほど拒絶したい現実だった。
「どうして〇した?あいつらが何かしたのか?」
「そうだな……〇す必要がある時に、偶然彼らが来たからだな」
「なんだよそれ……だったら俺は貴様らを!!」
突然の別れに慟哭するハルトは、降り掛かる災厄に怒りの鉄槌を下す!
無自覚無双の野良探索者が往く先々で伝説を打ち立てる異色の(!?)冒険譚第3幕、フィナーレ。
【目次】



