オーバーラップ文庫<br> これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。〈3〉

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オーバーラップ文庫
これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784824013330
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「もう、寒くない――これからも、あなたと一緒なら」

元恋人・春佳との関係性に決着をつけた悠(ゆう)。
自身のことを打ち明ける決意をかため、光莉のもとへ駆け出した先――見つけたのは、巡り来る季節に置き去られたように、初夏の日差しの下でひとり「寒さ」を抱えて震える少女。

「……なんで、今なんですか。なんで、今更そんなこと言うんですか……!」
けれど、一度自ら離した手を再び取ってもらうには、悠自身が証明してみせなければならない。
この先、光莉のことを目一杯抱きしめることも、光莉が夢見た温かな家族を「作る」こともできないかもしれないけれど、それでも――。

「なあ、藤宮。俺は、お前のことが好きだ。きっと、この世界で誰よりも」


【目次】

内容説明

元恋人・春佳との関係性に決着をつけた悠。自身のことを打ち明ける決意をかため、光莉のもとへ駆け出した先―見つけたのは、巡り来る季節に置き去られたように、初夏の日差しの下でひとり「寒さ」を抱えて震える少女。「…なんで、今なんですか。なんで、今更そんなこと言うんですか…!」けれど、一度自ら離した手を再び取ってもらうには、悠自身が証明してみせなければならない。この先、光莉のことを目一杯抱きしめることも、光莉が夢見た温かな家族を「作る」こともできないかもしれないけれど、それでも―。「なあ、藤宮。俺は、お前のことが好きだ。きっと、この世界で誰よりも」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
元恋人・春佳との関係性に決着をつけた悠。自身のことを打ち明ける決意を固めた彼が、再び光莉に向き合おうとする第3弾。初夏の日差しの下でひとり寒さを抱えて震える頑なな光莉を目の当たりにして、一度自ら離した手を再び取ってもらうためには、彼女をもっと理解する必要があると思い定める悠。そこから彼女を知るために関係者を訪ねていく展開は、引いてしまった彼女と本気で向き合うためには必要だったのかもしれないですね。お互いに面倒な事情を抱える難しさがあって、それでもかけがえのない真摯な思いが伝わった結末は本当に良かったです。2025/09/22

ほたる

8
何となく勢いで突破している気もするけれど、それがなければここには辿り着けなかったのではないでしょうか。物語としてはいったんの良い結末を迎えられて、彼と彼女にとって最善だったのかな。「好き」の理解は様々ある。2025/10/06

椎名

8
完結。光莉がただ向けられる好意に甘んじるのではなく、ボランティア先でのともだちを代替のように救うでもなく、あくまで過去の自分をちゃんと救いたいと自分自身に目を向けていたのはなかなかできることではない。しかし安易な解決法ではないからこそその光莉自身が過去に向き合うこと、そして今の光莉に悠が向き合うことという部分に若干の物足りなさが出てしまったのは惜しい。完璧に理解し合うことはできない、一生の愛はない、そのことをわかった上で手を伸ばし続ける物語はやはり個人的に好みで納得のいくエンディングだった。2025/10/05

leo18

7
あの激重展開から待たされた完結巻。光莉の過去や親子問題と向き合うドラマチックな展開は良かったけど、アセクシャル問題を棚上げして強引にふわっと着地させた感が強い。悠の本心なのか?自己暗示なのか?1巻のコミカルさを取り戻して欲しかった。2025/10/09

とってぃー

7
アセクシャルをテーマと恋愛作品の完結巻。「好き」という感情は人それぞれだが、自分の好きを大切にし、相手に寄り添う姿勢の大切さを知りました。お互いに一歩引いしてしまった2人が、ぶつかり認め合う姿がかっこよかった。これまでの軽口が復活した2人の掛け合いはとても愛らしかったです。1つ欲を言うならば、アセクシャルの壁はその先にあるとも思っているので、そこの葛藤を見てみたかったですかね。2025/10/02

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