出版社内容情報
破滅の「嵐」迫る。
世界を救う鍵は――竜との絆。
世界最強の生物〝竜〟の頂点に君臨するマザードラゴンの招きを受け、聖域・星竜連峰へと足を踏み入れたソーマは、マザードラゴンから未曾有の「嵐」の襲来が告げられる。
超常の力を持つ竜にすら抗えぬ世界を揺るがす災厄を打破する鍵はソーマにあるというが……。
守るべき者のため立ち上がった彼の前に現れたのは、翼を持たぬ 〝欠陥の竜〟ともいうべき少女で――
「空を飛べるのはそんなに価値があることなのか?」
常識に囚われない王と異端の〝竜〟が出会う時世界を揺るがす運命の歯車が動き出す!
異世界本格内政ファンタジー第13幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
6
★★★2025/03/23
zaku0087
1
新編突入らしい、ドラゴン編。頂上生命体であるドラゴン種を嫉妬で同種排斥を行う劣悪生命体と看破する。まあ、どんな種族の中にもクズでダメは存在するのだが、竜族の中にいる「龍種」は貴種であるとして、みにくいアヒルの子モードを救ってやるのが「人族」だとはねえ。五番目の配偶者も手に入れ、お王国の将来は盤石だと思うが。子供達の種族争いみたいなものが課題かなあ。人族の王国の後継者が龍種とかエルフとか飛行族とか。まあ、王自ら進める混血政策が浸透すれば良いのだけどねえ。2025/06/25
-
- 和書
- 雪国はなったらし風土記