オーバーラップ文庫 俺は学園頭脳バトルの演出家！〈１〉遅れてやってきた最強転校生は、美少女メイドを引き連れて学園を無双するそうです

片沼 ほとり【著】

オーバーラップ（2025/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 319p／高さ 15cm
• 商品コード 9784824010537
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

俺がアイツを『最強の主人公』に『演出』してみせる──！

ゲームによる決闘ですべてが決まる帝王学園。
裏社会からやってきた最強の転校生・霧谷透。
その銀髪ロシア人メイド・ソフィー、彼の幼馴染である学年最強のお嬢様・西園寺桃華。
――エリート育成のため人知れず運営されていた学園は、それはもう見事なほどに、学園頭脳バトルの舞台として整っていた。
ならば、モブの化身たる俺・田中叶太のやるべきことは一つ。
霧谷が最強主人公として学園を無双する、そんな俺TUEEE物語を陰から演出することだ。
それが演出家である俺の生き様……なのにお前ら、俺を目立たせるんじゃねえ！
実力隠し最強主人公×学園頭脳バトル×メタコメディ、ここに爆誕！

内容説明

ゲームによる決闘ですべてが決まる帝王学園。裏社会からやってきた最強の転校生・霧谷透。その銀髪ロシア人メイド・ソフィー、彼の幼馴染である学年最強のお嬢様・西園寺桃華。―エリート育成のため人知れず運営されていた学園は、それはもう見事なほどに、学園頭脳バトルの舞台として整っていた。ならば、モブの化身たる俺・田中叶太のやるべきことは一つ。霧谷が最強主人公として学園を無双する、そんな俺ＴＵＥＥＥ物語を陰から演出することだ。それが演出家である俺の生き様…なのにお前ら、俺を目立たせるんじゃねえ！実力隠し最強主人公×学園頭脳バトル×メタコメディ、ここに爆弾！第１１回オーバーラップ文庫大賞銀賞。

著者等紹介

片沼ほとり［カタヌマホトリ］
キャラとコメディに全力投球のラノベ作家。本作で第１１回オーバーラップ文庫大賞の銀賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[和尚]

裏方の美学、良いですよね！ 最初のバトルの展開から笑える。日常のコメディにわかりやすい頭脳バトルもの、そして特徴あるキャラクター達に、メタを組み合わせた構成。 面白かったです！キャラ配置も展開も、そして終わり方もよく、二巻が楽しみになる一巻でした。

2025/02/07

[よっち]

周囲の成功を演出することに喜びを感じるモブの化身・田中叶太が、クズ親のせいでゲームによる決闘で全てが決まる帝王学園に入学する学園頭脳バトル×メタコメディ。入学早々出会う裏社会からやってきた最強の転校生・霧谷透。彼の俺TUEEE物語を陰から演出することを目標に定めた叶太が、霧谷の幼馴染でもある学年最強のお嬢様・西園寺に勝ってしまい、その後も連勝してなぜか自分が注目を集める展開で、彼が演出するために磨いた技能は卓越していて、業を抱える霧谷たちを呪縛から解き放つために立ち向かう熱い展開はなかなか面白かったです。

2025/01/23

[アウル]

ゲームによる決闘ですべてが決まる学園で、霧谷を最強主人公として学園無双する物語を演出しようとした主人公・田中叶太だったがいきなり実力を見せてしまう。何とか軌道修正していこうと試みていくのだが...な話。なかなかコミカルで面白かったし相手がしてくることを読んでそれさえも策にする叶太は純粋に凄すぎる。一年最強になった叶太にどんな強敵が現れ楽しんでゲームしていくのか楽しみだわ。

2025/02/02

[なみ]

ゲームですべてが決まる学園に転校した田中叶太が、モブとして物語を演出しようとするものの、自分が注目の的になってしまう話。 頭脳戦と心理戦の面白いところがギュッと詰まっていて楽しかったです。特に決勝戦の第一戦がすごすぎました。 キャラクターたちも個性豊かで、個人的には不憫な立ち位置の剛田くんが好きです。活躍してほしい！ 読み終わってからニヤりとできるサブタイトルも良かったです。

2025/02/15

[真白優樹]

過去の経験から周り全てを演出する、演出家を標榜する少年がゲームで全てが決まる学園に転校し始まる物語。―――演出を超え本気で掴め、笑顔と言う望む成果。　主人公と見込んだ転校生の秘密、その幼馴染であるお嬢様の思い、転校生に仕えるメイドの思い。　筋書き通りにいかぬドタバタの中、想いを見て、受けて本気で戦う、どきどきもワクワクも楽しめる、真っ直ぐに面白いと言える物語である。始まったばかりの学生生活、最早その力は隠せぬ中、どんな演出を目指すのか。彼の前に現れる強者は、どんな相手なのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/01/26