出版社内容情報
知略を尽くし
覇道を切り拓く!!!!
王妃たちとの絆を深め、王道を歩み始めたソーマ。
そんな彼の元にルナリア正教皇国が接触を図る。
世界各国に信徒を持ち、政治中枢にまで影響を及ぼすルナリア正教皇国がソーマを「聖王」として擁立し、人類最大国家の頂点に君臨させようと目論んでいて……。
権威と栄光を手にするという誘惑。
だが、その裏には、世界を揺るがす恐ろしい陰謀が隠されていた――。
「愛しき家族を守るためならば宗教国家だろうが手玉に取ってみせよう」
民を救済するはずの信仰に国家間の思惑が交錯し始める異世界本格内政ファンタジー第12幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毎日が日曜日
5
★★★+2024/07/28
葉鳥
4
ルナリア正教を国教化する代わりに生臭さ聖職者のソージ・レスターを司教に招き国内の宗教を登録制に。一休宗純か、なるほど。好奇心旺盛なハイエルフも一緒に招いてますます賑やかになった。次はマザードラゴンからの呼び出しで星竜連邦へ?次巻は来年の冬ということで気長に待ちます。2024/11/23
zaku0087
3
話が転換点を迎えたようで、建国期から拡大期に移行した。富国強兵を実現し、他国から帝国に匹敵する軍事大国と見做され、国家間の策略に巻き込まれるようになった。難民の脱出者と亡国の王が出会い、その後の辺境領動乱に活躍するらしい伏線をみせた上で、宗教国家の陰謀が発動。それを逆手にとって、宗教の国家管理と自由化に踏み込み、宗教本部の政治介入をバッサリと否定する。まあ、宗教が政治に干渉する国家は歴史的に必ず滅んでいるからなあ。現実社会でも中世欧州、現代中東で似たような宗教政権が滅びた(滅びつつある?)のアイロニーか、2024/09/20
ちいたけ
1
(紙)お兄ちゃん、そんなところにいたんだ。(笑)ルナリア聖教から聖女がやって来て・・・。ソージさんの使い方~。2024/07/27