オーバーラップ文庫 現代ダンジョンライフの続きは異世界オープンワールドで！〈２〉

しば犬部隊【著】

オーバーラップ（2023/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 381p／高さ 15cm
• 商品コード 9784824004956
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

強欲冒険者とリザドニアン。２人の再会――そして、夢の続きを。

「旦那殿」ではなく、「友達」として蒐集竜アリスの屋敷を後にした強欲冒険者の遠山鳴人（トオヤマナルヒト)。
かつてヘレルの塔で離れ離れになったリザドニアンのラザールと再会を果たしたのも束の間、遠山は“カラス”なる組織と対立することになる。
そして遠山たちに迫る影はそれだけに止まらなかった。
この世界における一大勢力である天使教会。
その最高戦力である第一騎士ストル・プーラが遠山の前に立ちふさがることになるのだが……？
「話をしよう。これからの話。そしてたどり着くべき夢の話を」
竜の寵愛を受ける強欲冒険者の、異世界ファンタジー活劇第２幕！

内容説明

「旦那殿」ではなく、「友達」として蒐集竜アリスの屋敷を後にした強欲冒険者の遠山鳴人。かつてヘレルの塔で離れ離れになったリザドニアンのラザールと再会を果たしたのも束の間、遠山は“カラス”なる組織と対立することになる。そして遠山たちに迫る影はそれだけに止まらなかった。この世界における一大勢力である天使教会。その最高戦力である第一騎士ストル・プーラが遠山の前に立ちふさがることになるのだが…？「話をしよう。これからの話。そしてたどり着くべき夢の話を」竜の寵愛を受ける強欲冒険者の、異世界ファンタジー活劇第２幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

蒐集竜アリスの旦那殿ではなく友達となった探索者の遠山鳴人。探していたラザールとスラム街で再会を果たしたのも束の間、遠山はカラスなる組織と対立する第二弾。浮浪児たちを救った彼らが出会う天使教会の聖女との契約。冒険者になるべく向かったギルドで勃発したアリスとエルフの対立。そして遠山たちの前に立ちはだかる第一騎士ストルとの対峙。周囲にヤバいメンツしかいない中を自らのルールで動く遠山だけでなく、天使協会の面々もなかなかぶっ飛んでいて、遠山のケツ持ちを押し付けられ、それを調整しないといけない主教は大変ですね（苦笑）

2023/05/26

[サケ太]

敢えて困難な道を行く。理不尽を嫌い、弱者を見捨てられない。自分の思うがままに進む主人公、遠山鳴人。それは時に人を救うが、その様は正に秩序の破壊者。痛快ではあるものの、その秩序の中で生きていたものたちは気が気でない。あらゆる困難を打破していく姿が好き。どこまで行ってくれるのか。楽しみ。

2023/10/21

[ささきち]

１巻はチュートリアルなら２巻から小さなイベントをこなしてラザールという仲間を増やしやっと冒険者として一歩を踏み出す！そう思っていましたが、この作品普通に依頼を受けて魔物を狩って納品すらスムーズにできないのかい！というほど波乱万丈なナルヒトさんですわ。ドラ子はヒロインとして仲間になるかと思いきやチートキャラすぎて仲間入りできないとかお前本当にヒロインなのか？という疑惑が出てきますぜ。人に恋をして色々と変わったかと思ったが、それはナルヒトだけでありそれを理解していないバカが多すぎて女主教さんの命が縮むとｗ

2023/11/03

[イツキ]

はぐれたラザールとも再会し冒険者生活開始と思いきやいきなり犯罪結社との戦いや、教会の騎士に目をつけられたりと強烈な展開に続く2巻。全体的にゲス野郎が多くてうわぁとはなるものの鳴人がすべて容赦なくぶち殺していくので爽快感もあります。相方のラザールもかっこいいですし愛犬（？）のティンダロスの猟犬的なキリヤイバも愛嬌があって良いですね。

2023/09/17

[nas]

1巻の終盤は好きだったもののそれまでは合わなかったからどうかなと思いつつ買ったけど、いやめちゃくちゃ好みだったわ。気持ちいいなこれ、1巻の終盤あたりから出てくる主人公の我の通し方が好きな人は2巻からめちゃくちゃ面白くなるやつ。いや1巻の冒頭からその感じはあったんだろうけどなんかしっくり来たのが終盤からだったんだよな。あとたまにぶっ込まれるネットスラングにも慣れてきたっていうのもある。今のところいきなり過ぎてこのスラングである必要あるかこれって気もするが、懐かしのSS味がある。これ続いてほしいなぁ

2023/08/06