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出版社内容情報
駆け出し(レベル1)同士、旅は道連れ!?
かつて交わした約束を守り、幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となったデータマンチ転生者エーリヒ。
彼は最初こそ有力氏族とのいざこざがあったものの、その後は一部の実力者から一目置かれつつ冒険者生活を満喫していた。
そんなエーリヒの前に現れたのは、エーリヒと同時期に冒険者になったという少年ジークフリートとその幼馴染の少女カーヤ。
エーリヒをライバル視するジークフリートだけど、あまりに見事な「駆け出し冒険者」っぷりをエーリヒに気に入られてしまったのが運の尽きで……?
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、新たな友を得る第8巻!
内容説明
かつて交わした約束を守り、幼馴染のマルギットと共に辺境の地マルスハイムで冒険者となったデータマンチ転生者エーリヒ。彼は最初こそ有力氏族とのいざこざがあったものの、その後は一部の実力者から一目置かれつつ冒険者生活を満喫していた。そんなエーリヒの前に現れたのは、エーリヒと同時期に冒険者になったという少年ジークフリートとその幼馴染の少女カーヤ。エーリヒをライバル視するジークフリートだけど、あまりに見事な「駆け出し冒険者」っぷりをエーリヒに気に入られてしまったのが運の尽きで…?ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、新たな友を得る第8巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
27
★★★★★お前のような新人冒険者がいるか!(前巻ぶり2回目)前巻の大立ち回りの結果、冒険者ランク最低位の煤黒から紅玉へとランクアップしたエーリヒとマルギット。そんな彼に、英雄譚に憧れて冒険者になった同期のジークフリートことディルク少年が絡んでくることから始まる物語。いくら事前情報がなかったからといって、エーリヒにちょっかいをかけるなんて、なんて命知らずなことを…と、彼の所業を知る身としては戦々恐々とした。案の定、いい意味でスレていない彼のことを大いに気に入り、一党になし崩し的に引き込むとか悪辣の極み。2023/04/27
真白優樹
16
冒険者としてのランクが一つ上がる中、同期の冒険者であるジークフリート少年が相棒であるカーヤと共に絡んでくる今巻。―――未熟は先達に巻き込まれ気付けば英雄としての道を上る。 冒険者としての好敵手であり親友を得る巻であり、いつの間にかパーティのようになって死線へと飛び込んでいく、新米二人組が加わる事で瑞々しい面白さが増えていく巻である。いつの間にか一党のように扱われ、気付けばそれを求められる事となり。気付いたら背負うものが増えてきたエーリヒは、冒険者として何処へ進むのか。 次巻も須らく期待であるべし。2023/04/29
じお
13
★★★★☆ エーリヒと同時期に冒険者となった少年・ジークフリートとその幼馴染の少女・カーヤ、彼にライバル宣言をされたエーリヒだったがあまりの王道冒険者っぷりを気に入ってしまい…、ナンナさんが表紙なので彼女の回かと思ったら全然そんな事は無かったデータマンチファンタジー第8巻。面白かったです、8巻にしてようやく主人公キャラの登場(違う)で胸が熱くなりますね、正しくレベル1で真っ直ぐな心意気の少年、いいじゃないのおじさん好きよそういうの(オネエ化)、これまたコテコテの幼馴染のキャラと馴れ初めも尊い…→2023/08/27
alleine05
9
前巻はこいつのどこが駆け出し冒険者だよという感じだったが、その点、今回仲間になったジークは実に駆け出しらしくて初々しいですな(笑) しかし、このジークがどうやって前回エーリヒが遭遇したようなたちの悪い氏族による勧誘などの駆け出し冒険者への洗礼を突破できたのかわからん。特にカーヤなんていう美味しい獲物になりそうな連れがいるぐらいなんだから、なおさら目をつけられて食い物にされそうなものなのに。まあ、ジークはなかなか幸運値が高いキャラのようだから、運良くしのげたんですってことなのかもしれないが。2024/09/13
餅屋
7
シリーズ9冊目、表紙が人外じゃないなんて…右下人物が堕ちると▲有力氏族や実力者から一目置かれ、冒険者生活を満喫するなか、あまりに見事な「駆け出し冒険者」の同期と…▼納得感を持たせ、エーリヒの戦闘力に制限を加えるのが本当にうまい。ガールズトークに嬉々とするマルギット。くしゃみをするマルギット。冒険者冥利に尽きる冒険譚に、最後あまりの盛り上がりに、これで最終巻かと心配しました。目の下のくま濃いナンナさんの正体が明かされてのHS1.0 ver0.7は、なんですね。なんだかんだのマルギット回なんでね(2023年)2023/06/20