出版社内容情報
シリーズ累計220万部突破!(紙+電子)
戦闘狂を狙う――裏切りの凶刃!
「どうぞ遠慮せず……全員で……全力で来いっ!!」
東大陸最大の闘技トーナメント“獣王祭”が遂に開幕!
命名式でファミリーネームの授与を終えたケルヴィンは、規格外の強者たちが火花を散らす獣王祭には参加せずにガウン最強の獣王レオンハルトとの戦いに興じていた。
姿を自在に変化させ戦意喪失を狙うレオンハルトだったが、戦闘狂は一切躊躇うことなく猛攻を仕掛けていく。
――たとえその姿が、己の“仲間”であろうとも。
一方、トライセンで起きた騒動の真の首謀者であった前転生神〝エレアリス〟の一派が表舞台に立とうとしていた。
そこには、かつて仲間であった〝彼女〟の姿もあり……!?
戦闘狂と〝神〟の思惑が交錯する第十五幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんだま
1
面白かった。2023/02/04
zaku0087
0
暴走する獣王とその子供たちのバカっぷりには呆れるしかない。歪んだ論理や自信過剰で王国を守れるものか。最後は水戸黄門的展開で戦い終結したが後味は悪い。続いて変質狂な信仰者たちの付き纏いと絡み合い。これもまた、悪キャラとしては程度が悪すぎで、トラウマ持ちのストーカーみたいなキャラに同情心は湧かない。ラノベではお話が長くなると必ず出現するテンプレ的悪役だが、さっさと滅されてしまえという感じにしかならない。ケルヴィン君の強さが暴走気味だから仕方がないか。戦闘杏で過去を振り返らないし。2023/05/14