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出版社内容情報
――これから、本気を出します
クラス対抗戦でBクラスを教導し、勝利へ導いたエルメス。
彼に魔法の教えを乞う生徒が続出する一方、敗北したAクラスのリーダー・クライドにはクラスメイトの非難が集中していた。
追い詰められたクライドは逆上し――「なんて自分勝手な人たちだ! アスター殿下と同じように――罰が下ることになるぞ!!」
根拠のないクライドの発言を嘲笑うクラスメイトたち。
しかし“罰”は現実となり、翌日には3人が教室から姿を消してしまい……!?
事件を知ったエルメスは“罰”の真相究明に乗り出す。
その裏で魔法学園に王国暗部の脅威が迫り――!?
無才の少年が世界の常識を覆す最強魔法譚、第4巻!
内容説明
クラス対抗戦でBクラスを教導し、勝利へ導いたエルメス。彼に魔法の教えを乞う生徒が続出する一方、敗北したAクラスのリーダー・クライドにはクラスメイトの非難が集中していた。追い詰められたクライドは逆上し―「なんて自分勝手な人たちだ!アスター殿下と同じように―罰が下ることになるぞ!!」根拠のないクライドの発言を嘲笑うクラスメイトたち。しかし“罰”は現実となり、翌日には3人が教室から姿を消してしまい…!?事件を知ったエルメスは“罰”の真相究明に乗り出す。その裏で魔法学園に王国暗部の脅威が迫り―!?無才の少年が世界の常識を覆す最強魔法譚、第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
クラス対抗戦でBクラスを教導し、勝利へ導いたエルメス。一方、敗北したAクラスのリーダー・クライドや教師陣に非難が集中する第四弾。エルメスに魔法の教えを乞う生徒が出てくる一方、敗北の責任で非難されるクラウドがほのめかす罰。裏で暗躍する王国の暗部に状況を上手く利用され、脅威にさらされる学園の苦境。教師陣やAクラスの生徒が役に立たず、Bクラスの面々の奮闘や、サポートするサラの苦悩がクローズアップされる展開でしたけど、今回の戦いで彼女もまた変わるきっかけを掴みましたね。事態も大きく動きそうな今後の展開に期待です。2022/12/21
オセロ
24
エルメスの指導と各々の努力でBクラスの勝利で終わったクラス対抗魔法対決だったが、現実を受け止められないAクラス代表のクライドがサラをAクラスに引き抜こうとする…。 クライドの言葉に耳を貸すどころか反抗するサラに豪を煮やしたクライドの暴走を止める為に動き出すエルメス達に思わぬ妨害が入るも、一致団結して困難に立ち向かうBクラスの活躍、そしてクライドと対峙することになったサラが絶望を味わうも、エルメスの助言で立ち上がる姿はグッとくるものがありました。 その一方できな臭い動きもあって、続きが楽しみです。2023/01/02
紅葉
9
一致団結してクラス対抗戦を勝ち切ったBクラス。そして、負けを認められないAクラス代表のクライドが動き出す。相変わらず憎たらしいキャラのセンスは素晴らしいと思いました。前巻で築いたBクラスメンバーとの信頼関係がそのまま対クライド戦に活かされており、読んでいて清々しい気持ちになりました。特にサラに焦点が当てられた本巻。読み進める毎に魅力的なヒロインが増えていくのも最高でした。2024/01/12
らいら
8
清々しいクズっぷりを誇る学園教師陣との対決、そして裏で暗躍する組織に唆された生徒との対決が、鮮烈に描かれる。 エルメスの努力の結果が、Bクラスの奮闘などの形で次々に現れおり、印象深かったです。 今巻もメインはサラ。彼女の、後悔、努力、挫折、そして決意。サラの努力の結果、最後に彼女が成し遂げた理想郷のような願いの具現は、涙なしでは見れないほど。 あと、なんやかんやでユルゲンの暗躍っぷりが好きです。特に、エピローグの挿絵はカッコよいです。 謎は増えるばかりで、次巻も楽しみ。2022/12/29
尚侍
6
とっても面白かった。正直内容的には申し分のない展開で、これ以上ないだろうという熱い場面が繰り広げられて非常に満足できたのですが、いかんせんこの手の作品が陥りやすい能力のインフレ化が進行してしまっていて、どうしたものかなあという気持ちが強いです。話の流れとしても先が気になりますし、新たな伏線も張られたことでますます盛り上がるのは目に見えているのですが、ここまで主人公周辺の能力のインフレ化が進行してしまうと、ピンチがピンチに感じられなくなってしまうんですよね。そのあたりの調整がされればいいのですが……。2023/01/08
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