出版社内容情報
こんな試練に負けてたまるか!
京都の北部海沿いで穏やかな田舎生活を送るやんちゃな男の子3人の母まりげ。
ある日地元に住む兄からの電話がかかる「お母さん 自殺しようとしたんだ」
震えが止まらないまりげは平然を装うとするが…
精神病患者となった母親に京都で一緒に暮らすことを提案
過去の出来事から絶縁状態の父親との和解
病気の人を支える家族が陥りやすい「同調」による「共倒れ」
様々な困難にぶつかりながらも
『一寸先は闇』だけど、きっと『二寸先は笑み』
そう信じて奮闘し続け光を掴むまでの700日間。
今は絶望の中にいてもいつかは必ず抜けられる希望のコミックエッセイ!
内容説明
突然きた母の自殺未遂を知らせる電話。一体何が起こったの?そこからの日々はまるで真っ暗闇のトンネルの中のようだった。一寸先は“闇”だけど二寸先はきっと“笑み”に変わる。そう信じて奮闘し続けたまりげと家族の700日。
目次
プロローグ 兄からの電話
登場人物
第1章 母の異変
第2章 私の父と母
第3章 母を守りたい
第4章 父という人
第5章 壊れていく私
第6章 人を頼るということ
エピローグ トンネルの出口で
著者等紹介
まりげ[マリゲ]
1988年、埼玉県生まれ。2016年に京都へ移住。築100年の古民家をセルフリノベーションして、3兄弟と漁師の夫と暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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こゆこゆ
6
まりげさんの実母の闘病記録。イラストはそのまま、笑いの要素ほぼ無し。とにかく明るいまりげさんだけど、無理して明るく振る舞って、毎日楽しいことを拾って気を紛らわせて頑張ってたんだなと思うと頭が下がる…2024/07/01
わーい
3
いつも明るく楽しい投稿をしてるまりげさんも色々なことを乗り越えてきたんだと分かる一冊。心の病気というのは、見えない分治療が本当に大変なんだろうな。自分も一緒に堕ちないこと、ゆっくり待つというスタンスでいること、頭では分かっていても難しいだろうな。2022/04/15
さい
2
重めの内容を扱ってる割にはさくさく読めたなという印象。 これからも長い戦いになるかと思いますが皆さん潰れてしまわないことを祈ってます。 インスタフォローしてるのでまりげさん応援してますよ〜!2022/05/05
らぐ
2
これはつらいところを漫画にする勇気が。 そうそう、病気の周りが共倒れになるんだよね。 めちゃわかる。身近に双極性障害のひとがいたから。 もうどうしていいかわからないんだよね。2022/04/26
SaYaKa
1
まりげさんのSNSが好きでよく見ていますが、こんな壮絶な日々があったとは知りませんでした。 お母様ご本人が一番辛いのはもちろんですが、支える家族もやっぱり精神的にきついですよね…2023/12/16