目次
第1章 作家旧蔵書研究の可能性 芥川龍之介旧蔵書・洋書を例に考える
第2章 芥川龍之介と卒業論文ウィリアム・モリス研究 旧蔵書への書き込みを手掛かりに
第3章 芥川龍之介のバーナード・ショー受容について 受容遍歴・東京帝国大学時代・「西方の人」を中心に
第4章 「地獄変」とピエール・ルイス「芸術家の勝利」 “プロメテウス”から“地獄変”へ
第5章 芥川龍之介旧蔵書の洋書調査 新資料、本を通じての交際など
第6章 芥川龍之介編The Modern Series of English Literature テクストの特色、第七・八巻の出典、「近頃の幽霊」・「南京の基督」との関わりを中心に
第7章 英文との対応から見た芥川の文体 三人称代名詞「彼/彼女/彼等」、文末詞「である」を中心に
第8章 「世界文学」として読まれるとは?
第9章 カリフォルニア大学バークレー校C.V.スター東アジア図書館所蔵・芥川龍之介「母」原稿について
著者等紹介
澤西祐典[サワニシユウスケ]
1986年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)、日本近代文学・比較文学専攻。現在、龍谷大学国際学部准教授。『フラミンゴの村』(第35回すばる文学賞、集英社、2012)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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